こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た】「恋人たち」観ました。
監督:橋口亮輔監督。「ぐるりのこと。」の監督さんです。
あらすじ:
橋梁点検の仕事をしているアツシ(篠原篤)には、愛する妻を通り魔殺人事件で亡くしたつらい過去があった。
自分に関心がない夫と考え方が違う姑と生活している瞳子(成嶋瞳子)は、パートの取引先の男と親しくなったことから平凡な日常が変わっていく。
エリート弁護士でゲイの四ノ宮(池田良)は友人にひそかな思いを寄せていたが、ある日、誤解が生じてしまう。
三人三様の生きることと感情の物語。
感想:
通り魔殺人の被害者家族を待ち受ける言われなき差別だったり、法制度や保険制度の不備。
主婦の殺伐とした日常。
ゲイに対する根強い偏見。
そういった社会の実情が淡々と、丁寧に掬い取られていました。
また、何と言ってもキャストの「実在感」がすごかったです。
ほとんど無名の役者さんたちが喪失感や怒り、孤独や虚しさを圧倒的な存在感でした。
【評価点・つけるとしたら】
☆4つです。深く感情をえぐられる作品でした。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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