こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た】映画「歌声にのった少年」観ました。
解説・あらすじ:
他界した姉との約束を果たすべく、スター歌手になる夢をかなえたパレスチナ人少年の実話を映画化。
主人公のモデルとなったのは、人気オーディション番組「Arab Idol」に出場してスーパースターとなり、現在も歌手を続けながら国連パレスチナ難民救済事業機関に関わるムハンマド・アッサーフ。
『パラダイス・ナウ』『オマールの壁』などのハニ・アブ・アサド監督がメガホンを取る。
紛争地パレスチナ・ガザ地区で生活し、スター歌手になり世界を変えたいと夢見る少年ムハンマドは、姉ヌールや友人とバンドを結成し、街中で歌声を披露していた。
弟の才能を信じるヌールは、カイロのオペラハウスに出るという目標を掲げる。
結婚パーティーなどで歌うムハンマドの美しい歌声は、人々を次々ととりこにしていった。そんな矢先、ヌールが病気でこの世を去ってしまう。
感想:
瓦礫の街、住む人々の閉塞感や焦燥には胸詰まる思いでした。
映画としても無駄なシーンなど一切ないケレン味のない作りに監督の覚悟を感じました。
実話ベースとは思えないドラマティックさも見どころです。
歌の持つ力、最後に残るのは夢と希望なんだというメッセージにも心強く打たれました。
パレスチナ問題、ガザの現状を世界史ではなく、ニュースではなく、市井の人々の目線で真正面から捉えた、
問題作、意欲作です。
僕も改めて国境の意味や民族問題を勉強し直そうと感じました。
【評価点・つけるとしたら】
☆4つです!残念なのはアラブ語がわかれば歌詞の意味がもっと伝わったかも。なんで字幕がなかったのか・・(政治的な配慮かもしれません。。)
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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