こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【読んだ】「君の膵臓を食べたい」読みました。
あらすじ:
「君の膵臓をたべたい」…主人公である「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本。
それは「僕」のクラスメイトである山内桜良 (やまうち さくら) が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。
「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。
「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は恋人や友人を必要としない僕が初めて関わり合いを持ちたい人に選んでくれたことにより「初めて私自身として必要されている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく。
感想:
よくありがちな難病モノとは一線を画す、とっても素敵な作品でした。
サクラを通して、少しづつ成長していく「僕」に強い共感を覚えました。
伏線の回収には若干不満を感じましたが、ラストの一行で涙腺決壊、、、、。
ボロ泣きでした、、、。
ジュブナイル小説として素晴らしい出来栄えだと思います!
映画の評判も良かったらしいので、DVDも楽しみです。
もちろん「オススメ☆」です♪
↓お読みいただきありがとうございました。宜しければぜひぜひコメント・クリックをお願い致します↓