こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【読んだ】読書「教団X」読みました。
著者:中村文則
解説:
謎のカルト教団と革命の予感。自分の元から去った女性は、公安から身を隠すオカルト教団の中へ消えた。
絶対的な悪の教祖と4人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国を根幹から揺さぶり始める。
神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、光とは何か・・・・。
感想:
基本的には宗教の話、なんですがそこに政治論や戦争、貧困問題や量子物理学まで詰め込んであります。
賛否の別れるところになりそうですが、全体主義に対する強い反発をここまでの強い筆致で描かれたことには本当に敬意を感じました。
僕的にはカルト教団の内情=闇、より、正太郎と芳子の出会いから最後までの夫婦の物語=光、に強く惹かれました。
とても長い、手強い小説でしたが読んでよかったと強く感じました!
もちろん「オススメ☆」です♪
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