こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た】映画「彼女の人生は間違いじゃない」観ました。
解説・あらすじ:
福島県と東京を舞台にしたヒューマンドラマ。
週末ごとに東京で風俗嬢として働く女性とその周囲の人々の姿を描く。
『やわらかい生活』『PとJK』などの廣木隆一が執筆した小説を、自らがメガホンを取って映画化。
『グレイトフルデッド』などの瀧内公美、テレビドラマ「バイプレイヤーズ」などの光石研、
『横道世之介』などの高良健吾、『俺たちに明日はないッス』などの柄本時生らが顔をそろえる。
東日本大震災からおよそ5年がたった福島県いわき市。市役所に勤めている金沢みゆき(瀧内公美)は、
週末になると仮設住宅で一緒に暮らす父親・修(光石研)に英会話教室に通うとうそをつき、
高速バスで東京へ行き渋谷でデリヘル嬢として働いていた。
ある日、元恋人の山本(篠原篤)からやり直したいと迫られるが、別れる原因にもなった震災で死んだ母をめぐる彼の言葉を思い出してしまう。
さらに、震災で妻を亡くし、仕事を失ったことから立ち直れずにいる父親にいら立ちを募らせる。
感想:
【2018年27本目です】
僕のふるさと、ふくしまのことを描いた作品でした。。
被災地の映像はテレビニュースなどで何度も見ているはずなんですが、映画で観るとまた違った衝撃があります。
仮設住宅のほかに事故を起こした原発や放射性廃棄物の仮置き場、中途半端な空き地が広がる被災地などの空撮も多く取り入れられていて空虚感が半端ないです。
震災前はどんな場面が広がっていたのか、豊かさとのコントラストに胸が締め付けられるとともに、
震災がもたらした人々の心のダメージを強く感んじずに入られませんでした。
ヒロインのエロいシーンも自傷的で痛々しいです。
それでもラストシーンは、一筋の救いのあるシークエンス。
思わず涙がでました。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。映画として良い作りだったと思います。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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