こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た】映画「焼肉ドラゴン」観ました。
解説・あらすじ:
『愛を乞うひと』などの脚本家としても知られる鄭義信が、数々の演劇賞に輝いた自身の舞台を映画化。
1970年を舞台に、関西で小さな焼肉店を営む一家が、たくましく生きる姿を描く。
3姉妹に『さよなら渓谷』などの真木よう子、『八日目の蝉』などの井上真央、『最後の忠臣蔵』などの桜庭ななみ、
長女の幼なじみに『探偵はBARにいる』シリーズなどの大泉洋、父親に『隻眼の虎』などのキム・サンホ、母親にイ・ジョンウンがふんする。
日本万国博覧会が開催された高度経済成長期の1970年、関西地方で焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む龍吉(キム・サンホ)と
妻・英順(イ・ジョンウン)は、娘3人と息子と共に暮らしていた。
戦争で故郷と左腕を奪われながらも、前向きで人情味あふれる龍吉の周りには常に人が集まってくる。
感想:
【2018年106本目です】
ちょうどぼくが生まれた頃の話。
友人にも半島系のひとがいて、やっぱり焼肉屋さんで、
でもなぜ同じ街に住んでいるかは幼心にはわからずにいましたが、
今は、わかる。
ただし、それは知識にしか過ぎなくて、もやもやした気持ちを抱えながら鑑賞しました。
映画自体はそれほどイデオロギーや政治のあや、複雑すぎる時代背景に踏み込みすぎることもなく、
あくまでもあの時代に生きた、こんな家族があったんだという、優しい目線で語られていきます。
同じような境遇の人がおそらくは世界中にいて、
ぐっと歯を食いしばって前を向いているのだろうと広げて考えてみたり、
三姉妹の行く末を深読みしてみたり。
現代でも解決していない、考えなきゃいけないテーマがあったように感じます。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.5です。
良い題材、お話なのですが、演劇ベースのせいかすこしセリフ廻しが聞きにくいのが残念でした。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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