こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年13本目】映画「ノクターナル・アニマルズ」観ました。
解説・あらすじ:
『シングルマン』で監督デビューしたファッションデザイナー、トム・フォードがメガホンを取って放つサスペンスドラマ。
オースティン・ライトの小説「ミステリ原稿」を基に、リッチな生活を送る主人公と彼女の元夫が書いた過激な小説の世界がリンクしていく様子を描く。
『アメリカン・ハッスル』などのエイミー・アダムスが主人公を演じる。
共演は『ナイトクローラー』などのジェイク・ギレンホールや『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』などのマイケル・シャノンら。
アートギャラリーの経営者スーザン(エイミー・アダムス)は、夫ハットン(アーミー・ハマー)と裕福な生活をしていたが、心は空っぽだった。
ある日彼女のもとに、20年前に離婚した元夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)から、彼が書いた「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」という小説が届く。
感想:
現実の生活に空虚感を感じる女性が、ある日別れた元夫から届いた小説を手に取る。
小説内で展開される陰惨な事件に前夫への裏切りに思いを重ね、回想を重ねつつ、再生を願う、、、。
監督はそれらの素材を現実と小説、現代と過去の軸を巧みに操り作劇しています。
下手するとよくわからない、現実との境目が曖昧な単なるアート作品になりがちですが、意外とスッキリ観やすい展開。
最後の最後、ラストシーンに至るスーザンの「内なる対話」は必見ですし、もちろんラストの仕上がりも、さすがの完璧主義。
見ごたえのある1本だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.6です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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