こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年24本目】映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」観ました。
解説・あらすじ:
映画『スイートプールサイド』、テレビアニメ「惡の華」などの原作者・押見修造の実体験を基にした青春漫画を実写映画化。
周囲に溶け込めない女子高校生と、音楽好きな同級生の交流を軸に、彼らの葛藤や苦悩を映し出す。
『幼な子われらに生まれ』などの南沙良と『三度目の殺人』などの蒔田彩珠が主演を務め、『イノセント15』などの萩原利久らが共演。
乃木坂46のMVなどを手掛けてきた湯浅弘章がメガホンを取り、『百円の恋』などの足立紳が脚本を担当する。
周囲とうまく会話ができない高校1年生の大島志乃(南沙良)は、音楽が大好きな同級生の岡崎加代(蒔田彩珠)と仲良くなり、一緒に行動するようになる。
積極的に人と関わることが苦手な志乃だったが、加代に誘われバンドを結成したのを機に少しずつ変化する。
そこへかつて自分をからかったお調子者の同級生・菊地が参加してくる。
感想:
原作は未読です。
まず何よりも特別なモノを観てしまったと感じました。
一応、青春映画のカテゴリーだと思いますし、そのつもりで観たのですが、、、。
身体的だったり、精神的だったり、他者との違いに悩み、それでいて同化を拒み、それでも深く繋がりたいと思う。
この難しいテーマに監督、キャスト、脚本、撮影、、、映画に関わる全ての人が本当に真摯に向き合った結果、
すべての世代に響く作品に昇華した、奇跡のような時間が生まれているように思いました。
主人公の二人もそうですが、同級生の男の子、菊池くんの孤独には強烈な既視感も感じました。
劇中で使われている「曲」の数々もお見事!のっけから涙が出そうになりました。
美しい沼津の海の風景とともに忘れることのできない作品になりました。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です!特に同年代男子は今、観るべき人間賛歌です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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