こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年29本目】映画「グリーンブック」観ました。
解説・あらすじ:
黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマ。
『はじまりへの旅』などのヴィゴ・モーテンセンと、『ムーンライト』などのマハーシャラ・アリが共演。
『メリーに首ったけ』などのピーター・ファレリーが監督を務めた。
アカデミー賞の前哨戦の一つとされるトロント国際映画祭で、最高賞の観客賞を獲得した。
1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの間、
黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。
シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。
出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく。
感想:
言わずとしれた2019年のアカデミー作品賞を受賞した今作。
また、
「はじまりへの旅」のヴィゴ・モーデンセン、
「ムーンライト」のマハーシャラ・アリががっぷり四つと聞いては観ずに要られようもなく、しっかり劇場で鑑賞してきました!
もうすでに十二分に成功している黒人天才ピアニストが敢えて差別が色濃く残るアメリカ南部ツアーに出向く。
それに同行することになった粗野なイタリア系アメリカ人。
二人が衝突しながらも信頼を深めていくロードムービーで、ここまでは今までもいろんな映画で取り上げられてきたテーマなんですが、、、。
「自己のアイデンティティがどこにあるのかさまよい、孤独に耐えかね、怒りの行き場を失い、さらにはセクシャリティに悩む」黒人を、
粗暴な反面、素直で嘘のないイタリア系移民がいつの間にか一番近くで支える、その人間らしさ。
二人が相手を軽蔑しながら、互いを利用し合いながら、少しづつ、友情が芽生えていく。
そしてその友情はやがて差別を越えていくといった、王道のストーリーに、やはり心熱くなりました!
帰りの車の中、ついつい、ブルーハーツの「青空」
”生まれたところや、皮膚や、目の色で、一体この僕の何がわかるというのだろう”
の部分をリフレイン。
あらためて、「人」を観ることの大切さを教わったように感じました。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です!!「他山の石」になる良い映画だったと思います。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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