こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年46本目】映画「若おかみは小学生!」観ました。
解説・あらすじ:
交通事故で両親を亡くし温泉旅館を営む祖母に引き取られた少女が、若おかみの修業に奮闘する児童文学シリーズをアニメ映画化。
劇場版では原作、テレビシリーズで描かれていない両親と少女の物語が展開する。
ボイスキャストは、テレビアニメ版と同じく小林星蘭、松田颯水、水樹奈々らが担当。
監督は『茄子 アンダルシアの夏』などの高坂希太郎、脚本は『けいおん』『ガールズ&パンツァー』シリーズなどの吉田玲子が務めた。
交通事故で両親が他界した小学6年生のおっこは、祖母が営む旅館「春の屋」に引き取られる。
ライバル旅館の跡取り娘で同級生の真月や、
昔から旅館に住み着いているユーレイのウリ坊たちと交流しながら、若おかみの修業に奮闘するおっこ。
彼女は、失敗を重ねながらも訪れた客を懸命にもてなそうとしていた。
感想:
ビジュアルイメージからは想像もできない大人に向けたストーリー、なくじゃん、こんなの泣くに決まってるじゃん、、、。
突然大切なひとを失う、その喪失感だけでもトラウマ抉られまくりだったのですが、、。
職業倫理の問題、「お客様とは一体誰か」という問いかけには大いに考えさせられる物がありましたし、
主人公おっこの抱えるトラウマの深さ、喪失、そこからの再生には、心がおおいに震えました。
単純に子供の成長を見届けるばかりでなく、観客の死生観を問い直させるような作劇だったと思います。
最後にひとつだけネタバレ。
途中、娘を失った母親が「気づいてしまう」シーン、おそらく10秒ほどなのですが、どれほど心切り刻まれたか、、。
切なさの向こう側の風景には言葉を失うしかありませんでした。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.3です。必見だと思います。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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