こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年48本目】映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」観ました。
解説・あらすじ:
カンヌ国際映画祭で話題となったパニックホラー。
感染した者を凶暴化させる謎のウイルスが高速鉄道の車両内にまん延する中、乗客たちが決死のサバイバルを繰り広げる。
『トガニ 幼き瞳の告発』などのコン・ユらが出演。
群れを成して襲い掛かる感染者たちに恐怖を覚える。
別居中の妻がいるプサンへ、幼い娘スアンを送り届けることになったファンドマネージャーのソグ(コン・ユ)。
夜明け前のソウル駅からプサン行きの特急列車KTX101号に乗り込むが、発車直前に感染者を狂暴化させるウイルスに侵された女性も乗ってくる。
そして乗務員が彼女にかみつかれ、瞬く間に車内はパニック状態に。
異変に気づいたソグは、サンファ(マ・ドンソク)とその妻ソンギョン(チョン・ユミ)らと共に車両の後方へ避難する。
やがて彼らは、車内のテレビで韓国政府が国家非常事態宣言を発令したことを知る。
感想:
まず、前提として、ホラー系の映画は苦手で、とりわけ「ゾンビモノ」はほとんど観ていないことを告白せねばなりません、、。
なので、同系統と思われる他の作品と比較ができません。
それを差し置いてなんですが、、、、。
超面白かったです!
本作はあくまでもゾンビは一つのプロット、演出上のフレームワークに過ぎず、
本質的にはワンシチュエーションの濃密な密室劇と鉄道を使った脱出ロードムービーをかけ合わせた作品でした。
極限に置かれた状況での、
人間同士の軋轢の恐ろしさ、
職業倫理を貫こうとする者の尊さ、
生まれる友情と信頼の固さ、
若き恋愛の儚さ、
夫婦愛の深さ、
父と子の絆の確かさ。
などなどをまさに縦に横に織りなした巧みな演出!
「敢えて描かなかった部分」も含め、ラストシーンまでの展開もお見事!
久々に時間を忘れて魅入ってしまいました。
実に肉厚な、ヒューマンドラマだったと思います!
【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です!
前日譚にあたるアニメもあるそうです。これはチェックしなきゃ!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
↓お読みいただきありがとうございました。宜しければぜひぜひコメント・クリックをお願い致します↓