こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年53本目】映画「新しき世界」観ました。
解説・あらすじ:
本国の韓国をはじめ、映画祭や映画賞で高い評価を獲得したクライムストーリー。
犯罪組織に潜入する警察官が、組織のナンバー2と育んだ絆と職務の間で葛藤するさまを映し出していく。
メガホンを取るのは、『悪魔を見た』などの脚本も手掛けてきたパク・フンジョン。
『10人の泥棒たち』などのイ・ジョンジェ、『悪いやつら』などのチェ・ミンシクなど、実力派俳優が結集する。
緊張感にあふれた語り口もさることながら、男たちの情や信念が激しくぶつかり合う熱いドラマにも魅了される。
韓国で有名な犯罪組織の幹部チョン・チョン(ファン・ジョンミン)の右腕としても認められているジャソン(イ・ジョンジェ)。
だがその正体は、カン課長(チェ・ミンシク)に潜入捜査を命じられた警察官であった。
警官の職務を果たそうとするも、自分と同じ中国系韓国人であるチョン・チョンとの間に生まれた兄弟のような情と絆を裏切っていることに苦悩するジャソン。
そんな中、組織のリーダー急死を契機にした後継者争いが勃発、さらに組織の一網打尽を目的とした捜査作戦が動き出す。
感想:
同じパク・フンジョン監督の「VIP 修羅の獣たち」を鑑賞後、あまりの壮絶さに言葉を失ったわけですが、
「新しき世界」もいいよ~という巷の噂?に惹かれついに観ることになりました。
お話のプロットとしては「インファナル・アフェア」のような、いわゆるヤクザへの侵入操捜査のお話なんですが、
そこはやっぱり韓国映画、そこはやっぱりパク・フンジョン!
えぐ味マシマシ、血量多め、ストーリーはもちろん味わい深いエンターテインメントに仕上がっていました。
2つの巨大組織(警察とマフィア)の論理・非常さに翻弄される主人公の心の機微。
同じ中華系の兄貴分の人情感、バディ感。
二転三転するスリリングなストーリー。
心臓の音が聞こえてきそうな緊張感と駆け引き。
韓国映画らしい、骨の軋む音が聞こえてきそうなアクション。
最後まで全く目をそらさず観ることができました。
不謹慎な気もしますが、大変楽しい映画体験だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.3です!これはおすすめです!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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