こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年73本目】映画「メビウス」観ました。
『嘆きのピエタ』などの韓国の鬼才キム・ギドクがメガホンを取り、浮気者の夫、
夫への怒りから息子の性器を切断した妻、性器を失った息子という壮絶な一家を描く過激作。
とある一家に起きた衝撃の出来事を、笑う、泣く、叫ぶといったせりふとはいえない感情表現のみで活写する。
一家を演じるのは、『悪い男』などキム・ギドク監督の初期作品の常連だったチョ・ジェヒョンをはじめ、ソ・ヨンジュやイ・ウヌらが出演。
過激な作品が並ぶキム・ギドク監督作品の中でもとりわけ強烈で、韓国内でも上映を制限するというショッキングな性描写にぼうぜんとなる。
父(チョ・ジェヒョン)、母(イ・ウヌ)、息子(ソ・ヨンジュ)が暮らすとある一家。
ある日、夫が浮気していると確信した妻は、夫の性器を切断しようとするが失敗。
ところが怒りを抑えられない彼女は息子の性器を切断し、姿を消してしまう。
途方に暮れる息子に、父は性器がなくても絶頂に達することができる方法を教える。
ところがある日妻がまい戻る。
感想:
はじめてのNETFLIXはまさかの「キム・ギドク」でスタート!
どんだけマニアックなのかを自分でも苦笑していましたが、映画本編はさらにさらに予想の斜め上をゆく作画、、、。
叫び、鳴き、嗤うだけ、まさかのセリフなし!でした。
多弁な映画は苦手でしたがここまで削られると正直びっくり!
でもけして情報が薄いではなく、
驚くほど多情に語られる映像、その血生臭さ、滑稽さは監督の世界観が全開だだ漏れ。
思わず苦笑、薄笑いをするしかなかったです。
万人に勧められるわけがないこんな作品も取り揃えるとはNetflix恐るべしでした!
【評価点・つけるとしたら】
☆3.3です!お好きな方はお好きな作風です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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