こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年80本目】映画「家(うち)へ帰ろう」観ました。
解説・あらすじ:
アルゼンチンに住む男性が、ポーランドの親友に会いに行く様子を描いたロードムービー。
旅の途中で出会う人々に助けられながら目的地を目指す主人公の姿が映し出される。
『タンゴ』などのミゲル・アンヘル・ソラ、『靴に恋して』などのアンヘラ・モリーナが出演し、
パブロ・ソラルスが監督と脚本を担当した。
アルゼンチンのブエノスアイレスに暮らす88歳の仕立屋、アブラハムは、70年以上会っていないポーランドの親友に、
最後に仕立てたスーツを渡そうと思い立つ。
その親友は、ユダヤ人のアブラハムがホロコーストから逃れた際に助けてくれた命の恩人だった。
アブラハムは、マドリード、パリを経由して目的地に向かうが、道中さまざまな困難が襲う。
感想:
ホロコーストを題材にしながら、重くなりすぎず、軽妙にまとめた意欲作だったと思います。
基本構造はアルゼンチンからポーランドまでのシンプルなロードムービーなんですが、
そこには直面する風化した歴史問題や、家族の物語、
親友との思い出や、周囲の人々の優しさと言ったものが織り合わさっていて、実に味わい深い作り。
ラストシーンはまさに必見。誰しもが思い当たる大切な瞬間だと感じました。
70年あまりの月日は「もう」なのんか「まだ」なのか?
おりしも8月、よくよく考えさせられる映画だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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