こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年81本目】映画「ジュリアン」観ました。
解説・あらすじ:
第74回ベネチア国際映画祭で最優秀監督賞にあたる銀獅子賞に輝いたヒューマンドラマ。
離婚した両親の板ばさみになる少年と家族の行く末を描く。
メガホンを取るのは『すべてを失う前に』のグザヴィエ・ルグラン。
『青の寝室』などのレア・ドリュッケール、『晴れ、ときどきリリー』などのドゥニ・メノーシェらが出演する。
11歳の少年ジュリアン(トマ・ジオリア)は、母ミリアム(レア・ドリュッケール)と姉の三人で暮らすことになる。
親権は共同となり、ジュリアンは父と隔週の週末を一緒に過ごさなければならない。
アントワーヌは、自分と会おうとせずに連絡先も教えないミリアムの所在を、ジュリアンを通じて探ろうとする。
ジュリアンは、母を守るために父にうそをつく。
感想:
救いのない鬱映画でした、、、。
家庭内暴力がテーマのヒューマンドラマなのですが、父親のキレるタイミングが読みにくい、時限爆弾型のサスペンスでもありました。
また、いちばん大切なはずな子供が十分に保護されない司法の杓子定規加減、行政の硬直化へのアンチテーゼは強烈。
対をなす前半の司法劇、後半の密室劇に込められた監督の抗議には息を呑むものがありました。
確かに考えさせられるけれど、対岸の火事であってほしいお話でした、、、。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.4です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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