こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年91本目】映画「半世界」観ました。
解説・あらすじ:
『十三人の刺客』などの稲垣吾郎が主演を務めるヒューマンドラマ。
炭焼き職人として生きる男が旧友との再会をきっかけに自身を見つめ直す。
メガホンを取るのは阪本順治。
長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦のほか、小野武彦、石橋蓮司らが共演する。
とある地方都市。
山中にある炭焼き窯で、炭焼き職人として備長炭を製炭する39歳の紘(稲垣吾郎)は、
帰郷してきた中学時代からの友人である元自衛官の瑛介(長谷川博己)と再会する。
彼の一言を契機に、紘は父親から何となく継いで炭焼きの仕事をこなし、
仕事を理由にして家庭のことを妻・初乃(池脇千鶴)に任せていたことに気付く。
さらに別の同級生・光彦(渋川清彦)からは、息子の明に対して無関心だと言われてしまう。
紘は仕事や家族に向き合おうと決意する一方、瑛介の苦悩を知ることとなる。
感想:
稲垣吾郎、恐るべし、、。
「十三人の刺客」のときの凄みも素晴らしいと思いましたが、この「半世界」での豊かな演技には絶句しました。
お話は「喪失感」や「父性」「家族観」が骨格で、そこに代えがたい友情が絡む、骨太構造。
事業承継の心情描写が今の僕にはきつい。どうしても父親のことを思い出してしまいました。
これからどれだけ新しい風景を見つけることができるだろうか。
これからどれだけ懐かし風景を見つめることができるだろうか。
「半世界」の意味も二重三重に心に深く響きました。
我が「半世界」の振り返りになる一本だったようにおもいます。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です!
これは観るべき映画です!
惜しむらくは稲垣吾郎はかっこよすぎて、ボロい服でもかっこよい。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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