こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年92本目】映画「記者たち」観ました。
解説・あらすじ:
イラク戦争のさなかに真実を追い続けた実在のジャーナリストたちを描く実録ドラマ。
ジョージ・W・ブッシュ政権下で奔走した記者たちを、『スリー・ビルボード』などのウディ・ハレルソン、
『X-MEN』シリーズなどのジェームズ・マースデン、『ハリソン・フォード 逃亡者』などのトミー・リー・ジョーンズが演じるほか、
ジェシカ・ビール、ミラ・ジョヴォヴィッチらが共演。
ロブ・ライナーがメガホンを取った。
2002年、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領は大量破壊兵器の保持を理由にイラク侵攻に踏み切ろうとしていた。
アメリカ中のメディアが政府の情報を前提に報道する中、
地方新聞社を傘下に持つナイト・リッダー社ワシントン支局の記者、
ジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)とウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)は、
その情報に疑念を抱き真実を報道するため取材を進める。
感想:
「スタンド・バイ・ミー」の名匠ロブ・ライナーが自ら出演まで!の骨太社会はドラマ!
キャストも超豪華!ウディ・ハレルソンが出ていると大体良い映画なので安心!
作品自体は権力者の不実に抗う記者たちの、誠実な物語は同じく戦争の不義を問う「ペンタゴン・ペーパーズ」と相似形。
小さなファクトを積み重ね、情報提供者の正義の心を揺さぶる様は、
まさに報道とは政府の「広報」ではなく「権力の監視」なのだという強い主張、曲がらない「正しさ」があったように思います。
過去の失敗から何を学ぶのか、それとも繰り返してしまうのか、守るべきものはなんなのか?
これはアメリカのみならず、どこの世界、どんなコミュニティにも通じる他山の石。
それでも戦争は始まってしまい、多くの犠牲を出した事実がほろ苦い作品でした。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。
惜しむらくは作品の尺がちょっと「短い」。
もっと長くて重厚であってもぜんぜん大丈夫だったと思いました。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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