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アルシオン通信

Alcyon Blog

2019年10月 の投稿
2019年10月09日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年90本目」映画「斬、」観ました。

解説・あらすじ:
『野火』などの塚本晋也監督が時代劇に初挑戦し、池松壮亮と蒼井優と組んだドラマ。
鎖国が長く続いた江戸時代末期を舞台に、開国か否かの選択を迫られ翻弄される人々を映す。
塚本は監督、脚本、撮影、編集、製作に加え出演もこなし、『野火』にも出演した中村達也らが共演している。

江戸時代末期の日本は、開国か否かで大きく揺れていた。
困窮の末に藩を後にし、農村の手伝いをする浪人の杢之進(池松壮亮)は、
近所に住む姉弟のゆう(蒼井優)と市助(前田隆成)と共に時代の変化を感じながらも静かに過ごしていた。
そこへすご腕の剣士・澤村(塚本晋也)が現れ、杢之進の剣の腕を見込んで動乱の京都に彼を誘おうとする。

感想:
これは時代劇の形を借りた「哲学」のお話。
剣はあくまでも生死を分ける線分的な役割、メタファーで、
どう生きて、どう死ぬのか、また人の生死とはその内容なのか結果なのかを、静かに、強く問う、
塚本監督の意欲作だったと感じました。
もちろん池松さんの静謐で繊細、蒼井さんの色気、俳優・塚本晋也の狂気と、演技にも見どころ満載。
濃密な時間を過ごせたました!

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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by alcyon | 映画観た
2019年10月08日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年89本目】映画「美人が婚活してみたら」観ました。

解説・あらすじ:
婚活女性の本音を描いたとあるアラ子によるコミックを実写映画化。
不毛な恋愛に疲れて婚活を始めた女性が、理想と現実の間で揺れ動く。
恋愛運のないヒロインを黒川芽以が演じるほか、臼田あさ美、中村倫也、田中圭らが共演。
『勝手にふるえてろ』などの大九明子が監督、お笑いコンビ・シソンヌのじろうが脚本を務めた。

美しく仕事もできるが、既婚者ばかりと恋愛してきたWEBデザイナーのタカコ(黒川芽以)は、32歳にして本気で婚活をしようと決意する。
彼女は自分を変え、やすらかな人生を手にするため、親友のケイコ(臼田あさ美)に勧められた婚活サイトに登録。
そしてタカコの前に園木(中村倫也)と矢田部(田中圭)が現れる。

感想:
キャストの新鮮さ、旬加減に惹かれて鑑賞しました。
尺もあんまり長くなくて、ワリと観やすい設計、なのですが、、。
ストーリーも登場人物もどこかで観たことあるような?ステレオ感アリアリで、
お話もそんなに煮詰まらず。
それだったらもっとポップに、疾走してほしかったかなと思います。
原作のコミックもあるようなので読んでみようかな、とは思いました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.4です。それでも僕は黒川芽以さんが出ているとだいたい満足なのですよ。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2019年10月07日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年88本目】映画「神弓-KAMIYUMI-」観ました。

解説・あらすじ:
1600年代、丙子の乱の朝鮮半島を舞台に、朝鮮の弓士と清の精鋭部隊とのし烈な戦いを描き、2011年の韓国興行収入ナンバーワンを記録したアクション。
清の精鋭部隊にたった一人の家族である妹を捕らえられたことから、障害物を避けながら的を射る「曲射」を操る主人公が、
破壊力抜群の清の弓の名手とのバトルを繰り広げる。
監督は、『極楽島殺人事件』のキム・ハンミン。
主人公を、『殺人の追憶』などに出演するパク・ヘイルが演じる。
CGなどを排して作り上げた豪快でスリリングなアクション・シーンは圧巻。

西暦1636年。清国が朝鮮半島に侵攻し、丙子の乱が勃発する。
すご腕の弓士、ナミ(パク・ヘイル)は父の死後、妹ジャイン(ムン・チェウォン)と身をひそめるように暮らしてきた。
そんな妹の結婚式当日、新郎新婦が清の精鋭部隊に捕らえられる。
ナミは父の残した神弓を手に清の10万の大軍に突撃。
そして、次々と敵を倒すナミに対して、清の弓のスペシャリストである猛将軍ジュシンタ(リュ・スンリョン)が立ちふさがる。

感想:
丙子の乱は「王の立場」から見た映画「天命の城」を先に見ていましたので、基礎知識はありました。
今回はより民の目線、よりパーソナルな戦争との関わりを描いた作品。
「天命」が大義を問うのにたいし「神弓」はより間近な、「人の生死」の重みを問うお話。
とにかくアクションが素晴らしい出来栄え!
触れ込みの「10万の清軍?」は最後まで現れず、壮大なシーンの連続というわけではありませんが、
その分接近戦、森の中での死闘、何より工夫をこらした多彩な弓アクションには目を見張りました。
森の中でのシーンは「アボカリスト」にも負けないカメラワーク、匹敵だと思いました!。
死闘の末に残るもの、戦争の結果には荒涼たるものがあり、これは過去の話ではなく現代との相似も感じる力作だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です!これは楽しい、面白かったです!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2019年10月02日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年87本目】映画「バーニング 劇場版」観ました。

解説・あらすじ:
『ポエトリー アグネスの詩(うた)』などのイ・チャンドン監督が、村上春樹の短編小説「納屋を焼く」を大胆に翻案したミステリー。
小説家志望の主人公の周囲で起こる不可解な出来事を、現代社会に生きる若者の無力さや怒りを織り交ぜながら描く。
主演は『ベテラン』などのユ・アイン。
ドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」などのスティーヴン・ユァン、オーディションで選ばれたチョン・ジョンソらが共演する。

小説家を目指しながらアルバイトで生計を立てているジョンス(ユ・アイン)は、
幼なじみのヘミ(チョン・ジョンソ)からアフリカ旅行へ行くのでペットの猫を預かってほしいと頼まれる。
帰国したヘミに旅先で出会ったベン(スティーヴン・ユァン)を紹介されたジョンスはある日、
ベンに秘密を打ち明けられ、恐ろしい予感が頭から離れなくなる。

感想:
「シークレット・サンシャイン」でおなじみイ・チャンドン監督の新作、
パルムドールを「万引き家族」と競い合った、
ベースは村上春樹、
そりゃあもう必見の本作。
絶望的な格差社会、日常と非日常の曖昧な線引、
そこに溢れ出る三人の不穏で鬱屈した感情をあぶり出す。
まさに引きずり込まれるようなストーリーテリングはさすが!
また、マジックアワーの長回し、燃え落ちる納屋など、映像の美しさも圧巻、、。
単純に青春映画の枠組みでは捉えきれない、迷宮をさまようような不思議な体験でした。

【評価点・つけるとしたら】

☆4.2です!面白かった!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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by alcyon | 映画観た
2019年10月01日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2019年86本目】映画「チワワちゃん」観ました。

解説・あらすじ:
「ヘルタースケルター」「リバーズ・エッジ」などで知られる漫画家・岡崎京子のコミックが原作の青春ドラマ。
遺体で発見された女性の遊び仲間たちが、今まで知らなかった彼女の素性に迫る。
メガホンを取るのは『MATSUMOTO TRIBE』などの二宮健。
門脇麦、成田凌をはじめ、玉城ティナ、村上虹郎、栗山千明、浅野忠信らが出演している。

東京の街でつるんでは、青春を満喫していたある若者グループのマスコット的存在だったチワワ(吉田志織)が、
東京湾でバラバラ遺体となって発見される。
元恋人のヨシダ(成田凌)、親友だったユミ(玉城ティナ)、
チワワが好きだったナガイ(村上虹郎)ら残された仲間でチワワのことを語り合うが、
誰も彼女の本名や素性を知らないことに気づく。

感想:
映像が派手でおしゃれ、音楽もなかなか、の青春群像劇。
ただ、登場人物の誰もが金銭や肉体関係に短絡的かなと感じました。
儚さとか焦りとか夢とかがテーマなので、そっちに重点があっても良かったと思います。
観客の若さ、感性が試されるかも、でした。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.4です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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伊豆の四季やイベント、グルメ情報などを中心に、時々は好きな映画や本などのこともUPしていきます。
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