こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年111本目】映画「三人の夫」観ました。
解説・あらすじ:
『メイド・イン・ホンコン』などのフルーツ・チャン監督が撮り上げた人間ドラマ。
『ドリアン ドリアン』『ハリウッド★ホンコン』に続く「娼婦3部作」最終章。
香港で語り継がれる人魚伝説をベースに、ヒロインと彼女の夫たちの奇妙な日常を映し出す。
肉感的なヒロインをクロエ・マーヤンが演じ、海、陸、空の三つのパートで物語がつづられる。
老いた漁師の夫と停泊した船で暮らすムイ(クロエ・マーヤン)の性欲は尋常ではなかった。
船上で客を取る彼女のところに通い詰めていた青年(チャン・チャームマン)は、漁師に高額な金を支払ってムイと結婚し、陸上で新婚生活をスタートさせる。
最初は問題なかったが、次第に彼だけではムイの性欲を満たすことができなくなる。
感想:
のっけから性欲爆発、全編ずーーっとセックスシーンの連続で、流石に食傷を起こすのですが、
次第に甘美に感じ、最後は芸術性とも感じるようになる、不思議な映像。。
また、メタ要素も満載、サービス満点。
民主化と自由の存亡を下敷きに、香港の行く末を暗示しているように感じるシーンも。
とりわけラスト、ラジオから流れるモノローグには、監督や出演者の「香港人」としての強い自我を感じました。
これをただのポルノと観るのか、それとも官能芸術作と観るのか。
評価が大きく分かれそうですが、
性と政、現代の鏡面として評価したいとおもいました。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.5です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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