こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年115本目】映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」観ました。
解説・あらすじ:
『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』などのラース・クラウメ監督が、旧東ドイツの高校生たちの実話を基に描く青春ドラマ。
政治のタブーに踏み込んだ若者たちが、究極の選択を迫られる。
レオナルト・シャイヒャー、トム・グラメンツ、ヨナス・ダスラー、ロナルト・ツェアフェルト、ブルクハルト・クラウスナーらが共演。
1956年、東ドイツの高校生テオとクルトは、列車に乗って訪問した西ベルリンの映画館で、ハンガリーの民衆蜂起のニュースを見る。
クラスの中心メンバーの彼らはクラスメートに声を掛け、ハンガリー市民に哀悼の意を表し、授業中に2分間の黙とうを実施した。
だがその行為は、社会主義国家への謀反と見なされる。
感想:
何という既視感!
主題は社会主義へのアンチテーゼなんですが、
時代や場所、主義主張を変えながら、現代社会でもどうなのよ!!
と、強く投げかけてくる作品でした。
青春の葛藤、親子の関係、大人の欺瞞は本当に今も変わらぬ相似形で、
世界の問題を今尚傍観する僕らの姿勢を徹底批判しているように感じました。
最後のシーン、若者の希望、自由への渇望はいつの時代も希少価値。
また、そこからいつも時代は変わるのだと、肝に銘じたい、
後押しのできる正しい大人でありたいと強く感じました。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!ドイツ映画は奥底がしれないですね、衝撃でした!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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