こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2019年119本目】映画「ケンとカズ」観ました。
裏社会に生きる若者の腐れ縁を描き、
日本のインディペンデント映画を集めた第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞した犯罪ドラマ。
自動車修理工場で働きながら覚せい剤を売りさばく二人の男が、
家庭の事情を抱えながら犯罪はびこる裏社会で生きていく姿を活写する。
監督は、本作が初長編となる小路紘史。
タイトルロールのケンとカズを演じるのはカトウシンスケと毎熊克哉。
男同士の葛藤や、その世界でしか生きられない男たちの宿命に引き込まれる。
ケン(カトウシンスケ)とカズ(毎熊克哉)は自動車修理工場で働きながら、裏では覚せい剤の取引をしていた。
ケンは恋人の早紀が身ごもっており、彼女と生まれてくる子供のために人生をやり直そうと考えていた。
一方、カズは母親のことで問題を抱えていた。
カズは密売ルートを増やすべく、敵対グループと手を組もうと画策する。
感想:
DVDで探していたのですが大手レンタル店では見つからず。。。
そんな折、Huluで突然アップされていたので慌てて鑑賞しました。
お話の骨格は初期北野作品にも通じる、静かな、「鉄の味のする」物語。
青春の最後の方に誰しも直面する、
家族の問題の絡め方、
忍び寄る濃い影、
逃れられない因果。
オフビートで綴られる構成の巧みさは「正統・北野チルドレン」と言ってよいのではないでしょうか。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です。
もう少し尺が長くても良いし、色気もほしい。
次回作に期待の持てる作品でした!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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