こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年4本目】映画「アヴリルと不思議な世界」観ました。
解説・あらすじ:
アヌシー国際アニメーション映画祭でクリスタル賞を受賞したファンタジーアニメ。
架空のパリを舞台に、姿を消した科学者の両親と祖父を捜そうとする少女の物語を描く。
『アデル/ファラオと復活の秘薬』の原作者ジャック・タルディが、ビジュアル総監督を務める。
ボイスキャストには『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』などのマリオン・コティヤールをはじめ、
フィリップ・カトリーヌ、ジャン・ロシュフォールらがそろう。
1870年、ナポレオン3世から不死身の秘薬の開発を頼まれた科学者ギュスターヴは、爆発事故で亡くなってしまう。
それからおよそ70年にわたって科学者が姿を消す事件が多発したために産業の発展が進まず、
1941年のパリでは蒸気機関だけが街を動かす唯一のエネルギーだった。
そんな世界で飼い猫ダーウィンと暮らす少女アヴリルは、
消息を断った科学者の両親と祖父のポップスを捜す旅に出る。
感想:
パラレルワールドもののストーリーはよくある話、ではあるのですが、
この作品はとても脚本が緻密だったように思います。
蒸気機関が異様に発達したパリの造形にも説得力があったし、
新しいテクノロジーを手に入れたときの人の性のおぞましさ、
また、環境問題へのアプローチ、これもまた人の正しさ、
うまくまとまっていて、説得力が有りました。
途中から斜め上のキャラクターが登場し、正直びっくりしましたが、
メタ構造になっていて、かえってお話の骨格を強化していたように思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
↓お読みいただきありがとうございました。宜しければぜひぜひコメント・クリックをお願い致します↓