こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年2本目】映画「岬の兄妹」観ました。
解説・あらすじ:
ポン・ジュノ監督や山下敦弘監督作品などに携わってきた片山慎三がメガホンを取ったドラマ。
港町で暮らす兄妹を主人公に、地方都市の暗部や家族の本質をあぶり出す。
兄妹を演じるのは『夏の娘たち ~ひめごと~』などの松浦祐也と『乃梨子の場合』などの和田光沙。
北山雅康、中村祐太郎、岩谷健司らが共演するほか、日活ロマンポルノなどで活躍した風祭ゆきが特別出演した。
港町に暮らす良夫(松浦祐也)はある晩、自閉症の妹の真理子(和田光沙)が、男に体を許して金銭を受け取ったことを知る。
そのころ、良夫が勤める造船所でリストラがあり、良夫は足が不自由であることを理由に辞めさせられてしまう。
困窮した良夫は妹の売春のあっせんを始めるが、次第に妹の喜びや悲しみを知り困惑する。
さらに売春のことを知った友人が、良夫に忠告しに家にやって来る。
感想:
圧倒的な生活感、目を覆いたくなる現実感。
この国はもう豊かではない、ということを嫌がおうにも突きつけられる、
救いのない作品でした、、。
監督はポン・ジュノや山下監督の助監督出身とのこと、とても納得。
作画、ストーリー、暗喩の提示、等々、
イズムを感じるし、とてもしっかりしていると思いました。
良い作品なんですが、心身ともに健全なときじゃないと精神が巻き込まれるので、
観る日観る時を選ぶかもしれません。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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