こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年14本目】映画「火口のふたり」観ました。
解説・あらすじ:
直木賞作家の白石一文の小説を原作にした衝撃作。再会した男女が、次第に愛の嵐にのみ込まれていく。
『大鹿村騒動記』などの脚本家で、『この国の空』では監督を務めた荒井晴彦がメガホンを取る。
『素敵なダイナマイトスキャンダル』などの柄本佑と『彼女の人生は間違いじゃない』などの瀧内公美が主人公の男女を演じる。
東日本大震災から7年目の夏、離婚し、再就職先も倒産してしまった永原賢治(柄本佑)は、
かつて恋人だった佐藤直子(瀧内公美)の結婚式に出るため郷里の秋田に帰省する。
久々に再会した賢治と直子は、ふとしたきっかけでかつてのようにお互いを求め合う。
感想:
最初から最後まで、人間の三大欲求、特にエロスを貫いた作品でした。
その徹頭徹尾ぶり、もはや清々しいほど。
俳優二人の演技もまさに体当たり。
身体表現が言葉を越えてゆく、静かな雄弁さは圧巻。
特に瀧内さんの肉体的説得力には絶句しました。
残念だったのはお話の急激な破綻ぶり。
その結末はかろうじて受容したとしても、
尺の長さからすればもう少しうまく着地できたのではと感じました。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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