こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年5本目】映画「よこがお」観ました。
解説・あらすじ:
第69回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」審査員賞に輝いた『淵に立つ』の深田晃司監督と筒井真理子が再び組んだサスペンス。
訪問看護師の女性の日常が崩壊する。
異なる顔を持つヒロインの複雑な内面を筒井が表現し、
『シン・ゴジラ』などの市川実日子、『宮本から君へ』などの池松壮亮のほか、
須藤蓮、小川未祐、吹越満らが出演。
タイトルは、半身しか見えない状態を表している。
周囲から信頼されている訪問看護師の市子(筒井真理子)は、訪問先の大石家の長女で介護福祉士を目指す基子(市川実日子)の勉強を見ていた。
市子は、基子が自分に憧れ以上の感情を抱いていることを知らなかった。
ある日、基子の妹のサキが失踪する。
その後サキは保護されるが、犯人として逮捕されたのは思いも寄らない人物だった。
事件への関与を疑われた市子は理不尽な状況に追い込まれ、全てを失ってしまう。
感想:
いやはや、なんとも恐ろしい映画でした、、、。
人間の二面性、を「よこがお」で表現しながら、
異なる二つの時間軸を丁寧に撚り紡いでいく、
それでいてあまり熱くならない、低温(定温?)の演出。
その都度本当に微妙に表情を変えて、
「セリフ以外のなにか」で演じ分けていく筒井真理子の表現力。
見事な化学反応はキッチリラストシーンで爆発します。
各々のキャストの台詞回しも絶妙。
「心理劇」「サスペンス」の一つの方向性を示した快作だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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