こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年16本目】映画「WE ARE LITTLE ZOMBIES」観ました。
解説・あらすじ:
『そうして私たちはプールに金魚を、』が第33回サンダンス映画祭短編部門グランプリを受賞した長久允監督の長編デビュー作。
感情を失った子供たちが、音楽を通じて成長していく姿を描く。
『そして父になる』などの二宮慶多、『クソ野郎と美しき世界』の中島セナらが少年少女を演じ、
佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏らが共演した。
両親を亡くし火葬場で出会ったヒカリ(二宮慶多)、イシ(水野哲志)、タケムラ(奥村門土)、イクコ(中島セナ)は、
感情を失った自分たちの心を取り戻すため、それぞれの家を巡り始める。
やがてたどり着いたゴミ捨て場で、LITTLE ZOMBIES というバンドを結成。
そこで撮った映像が話題を呼び、社会現象になるほどのヒットを記録する。
感想:
無名の子役を実力派俳優陣で脇を固める、結構豪華な映画でした。
冷めた語り口調、無機質感、モノローグの組み合わせを基調に、
ビビットな映像を織り込んでいく活写はとても新鮮で、良い意味でとても異色。
行きていくのに必死なオトナの業の深さと、どこまでもクールなコドモの理性の対比も興味深かったです。
なにより、音楽・劇伴の取り扱いが絶妙。
エモい!すっごいエモい!
「そうして私たちはプールに金魚を、」(27分くらいの短編です、こちらも必見!)も合わせてみましたが、
監督の作家性には震えるものがありました。
今後も大注目だと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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