こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年23本目】映画「その夜の侍」観ました。
劇団「THE SHAMPOO HAT」の赤堀雅秋が作・演出・主演を手掛けた戯曲を、彼自らの演出で映画化したヒューマンドラマ。
ひき逃げ事件の犠牲になった妻の復讐に燃える男と、その事件の犯人で刑務所から出てきた男の対峙を、重厚なタッチで紡ぎ出す。
堺雅人が復讐の機会をうかがいつつも、良心の呵責にさいなまれる男を熱演。
また、山田孝之が、粗暴と孤独を併せ持つひき逃げ犯を演じ切る。
人間の残酷さと狂気、そこから生まれるかなしさを深くえぐった深遠なテーマも見逃せない。
小さな鉄工所を経営する中年男の中村(堺雅人)は、5年前に木島(山田孝之)が起こしたひき逃げ事件で最愛の妻を失ってしまい、
抜け殻のようになりながらも復讐することだけを考えて日々を生きていた。
やがて、刑期を終えて出所した木島のもとに、復讐を遂げる日までのカウントダウンを告げる差出人不明の脅迫状が届くようになる。
そして妻の命日の夜が訪れ、ついに中村と木島は対面を果たす。
感想:
壮絶演技合戦!
堺雅人の死へのアプローチ、山田孝之の生への執着。
狂気と平凡が互いに交錯する、咽返るような呼吸を感じる二人の演技は怖かったです。
ただ、やはり演劇ベースのお話のせいなのか、
セリフが少し多く、それでいて説明が少なく。
ストーリーも高揚感はあまりなくラストもカタルシスを感じるタイプの作品ではありませんでした。
あの結論で良かったのか、、、。
評価の分かれる作品だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.5です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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