こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年25本目】映画「プライベート・ウォー」観ました。
解説・あらすじ:
世界中の戦地を取材してきた戦場記者メリー・コルヴィンの半生を描いた伝記ドラマ。
黒い眼帯を着けて戦地に赴くメリーを、『ゴーン・ガール』などのロザムンド・パイクが演じる。
『フィフティ・シェイズ』シリーズなどのジェイミー・ドーナン、『ラブリーボーン』などのスタンリー・トゥッチらが共演。
『ラッカは静かに虐殺されている』のマシュー・ハイネマンが監督を務めた。
The Sunday Times の特派員メリー・コルヴィン(ロザムンド・パイク)は、スリランカ内戦を取材していた2001年に左目を失明する。
PTSDに苦しみながらも、世間の関心を紛争地域に向けるために彼女は戦場を駆け巡る。
2012年、シリアで過酷な状況下に置かれた市民の現状を世界に発信しようとホムス入りしたメリーは、命懸けのライブ中継に挑む。
感想:
実在した高名な戦争ジャーナリストを描いた伝記映画。
まずすごいのが、その「実在感」。
ロザムンド・バイクの圧巻の演技が、
コルヴィンの正義感と廃退感をしっかりとあぶり出し、
戦争の持つ狂気を描ききっていたように思いました。
「少しでも恐怖があれが前に進めない。恐怖は終わった後にすべてやって来る。」
「私が見なければ、誰が世界を伝えるのか」
といったくだりは強烈かつ示唆的。
平和とは戦争と戦争の間のインターミッションに過ぎない。
人間とは根源的に凶暴である。
といったことを喉元に突きつけられたような衝撃でした。
戦争報道のあり方について、一度目を通しておくべき力作だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!同じ監督の「ラッカは静かに虐殺されている」も超力作。
重すぎるセレクトですが併せて是非!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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