こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年29本目】映画「惡の華」観ました。
解説・あらすじ:
押見修造のコミックを原作にした青春ドラマ。
男子中学生の鬱屈と衝動が描かれる。
メガホンを取るのは『ゴーストスクワッド』などの井口昇。
ドラマ「今日から俺は!!」などの伊藤健太郎、『わたしに××しなさい!』シリーズなどの玉城ティナ、
『青夏 きみに恋した30日』などの秋田汐梨、『きょうのキラ君』などの飯豊まりえらが出演する。
中学2年生の春日高男(伊藤健太郎)は、周りを山々が囲む町で、息苦しさを感じながら過ごしていた。
ある日の放課後、彼は教室でクラスのマドンナである佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を見つけ、とっさに体操着を盗んでしまう。
それを目撃した問題児の仲村佐和(玉城ティナ)は、黙っていることを条件に自分に従うよう春日に迫る。
感想:
原作のコミックは未読です。
まずキャスト陣。
伊藤健太郎も玉城ティナも中学生役には無理がありすぎることは、この際観なかったことにします!
そしてストーリー。
思春期の複雑な感情、
自分が世界の中心で、特別でありたい心情、
成長とともに失われていく、何者にも代えがたい熱さ。
入り口はコミカルタッチだったのに、後半は一気に切なくなる青春の蹉跌表現、展開の上手さは際立っていたと思います。
男子校出身の僕にはわからない世界観ではありますが、それでもなぜか懐かしく、とても切ない気持ちになりました。
万人向けではないですが、、、。
これは観るべき一本だったように思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!
そう言われてみればモチーフの詩集「惡の華」(ボードレール)、読んでないのですよね、、。
ちょっと手にとってみようと思いました。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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