こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年48本目】映画「エイスグレード」観ました。
解説・あらすじ:
インディペンデント・スピリット賞や放送映画批評家協会賞などの賞レースを席巻した青春ドラマ。
中学校卒業を迎える少女が、高校入学に向けて自分を変えようとする。
監督は、本作でニューヨーク映画批評家協会賞新人監督賞を受賞したボー・バーナム。
放送映画批評家協会賞若手俳優賞を受賞したエルシー・フィッシャーをはじめ、『ダークスカイズ』などのジョシュ・ハミルトンらが出演。
ジェネレーションZと呼ばれる現代の若者が抱える葛藤が映し出される。
中学校卒業を1週間後に控える中、クラスで最も無口な子に選ばれてしまったケイラ(エルシー・フィッシャー)は、
高校生活が始まる前に不器用でおとなしい自分を変えようと決意し、クラスメートとSNSを通じて仲良くなろうとする。
しかし、思いを寄せている男子にはどうアプローチすればいいかわからず、人気者のケネディには冷たくされ、お節介な父親にイライラしていた。
感想:
エイスグレード、日本でいえば中2から中3ぐらい。
この時期を切り取った映画は古今東西とても多く、もはやジャンル映画として扱って良いと思います。
大まかに言えば目立たないところからの脱却、自分とは何者かといったものの再確認、が基本フォーマット。
その中で「SNSを通じた自己の存在証明」という極めて現代的な背景の、ちょっと異色な新しい「14歳映画」でした。
僕らから見れば「あるある」、甘美なノスタルジーが予想より薄め。
そして意外なほどかつてティーンエージャーだった自分と向き合わされ、親としての立場の大人にも刺さる意外な設計。
コーヒーを初めてブラックで飲んだときのような、苦くて、甘い、そして優しい味わいには深く共感せずにはいられなかったです。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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