こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年51本目】映画「37セカンズ」観ました。
解説・あらすじ:
手足が不自由な主人公が外の世界へ飛び出す姿を描き、第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門最高賞(観客賞)などを受賞したヒューマンドラマ。
障害者の主人公が成長していく過程が描かれる。
監督はアメリカで映画を学び、本作で長編デビューを果たしたHIKARI。
主演をオーディションで選ばれた実際に障害のある佳山明が務め、神野三鈴、大東駿介、渡辺真起子、渋川清彦、板谷由夏らが脇を固める。
23歳の貴田ユマ(佳山明)は、生まれたときに37秒間呼吸が止まったため、手足を自由に動かすことができない。
過保護な母・恭子(神野三鈴)のもとで閉ざされた生活を送りつつ、漫画家のゴーストライターをしているが、
自分の作品を出せないことに複雑な気持ちを抱いていた。
感想:
正直、普段は観ないジャンルの映画だったのです。
ですが、観て正解。じゃなくて、「よかった」。(>ここネタバレです)
障害を取り扱う事はとてもセンシティブ。切り口を1ミリ違えば大出血、というのが僕の持論。
(なのでこわくてあまり観てない。)
ですが今作では、まさに1ミリも違わず!
最高の視点から人の生き方を見つめ、しっかりとした脚本を作り上げ、丁寧に演出。
役者陣も制作陣と一体となった、素晴らしい名演。
この映画から受け取ったのは「同情」や「憐れみ」ではなく、
まぎれもない「生きる勇気」「生きる歓び」、そして「優しさの本質」だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.6です!今観るべき作品。このためだけにでもNETFLIXに入会する意味があります。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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