こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年58本目】映画「殺さない彼と死なない彼女」観ました。
解説・あらすじ:
漫画家の世紀末がSNSで発表したコミックを原作にした青春ドラマ。
心優しい女子とツンデレ男子の触れ合いを映し出す。
メガホンを取るのは『逆光の頃』などの小林啓一。
間宮祥太朗、桜井日奈子が主演を務める。
高校3年生の小坂れい(間宮祥太朗)は、退屈な学校生活を送っている。
ある日彼は、教室でハチの死骸を埋葬しているクラスメートの鹿野なな(桜井日奈子)を見掛ける。
リストカットを繰り返し「死にたい」が口癖の割には、死んだハチの命を重んじる彼女に小坂は興味を示し、鹿野も小坂に心を開く。
やがて二人にとって一緒にいることが当たり前になる。
感想:
いくつかのお話が群像的に描かれた、基本的には青春ラブストーリー。
いやいや、これは!
涙腺崩壊、、。凄まじく涙が、、、。
前提として僕は男子校出身なので「共学校の風景」は知り得ず、あるある的な共感は難しいのです。
それでもなお、この作品に心寄せることができたのは、単なるラブコメではなく感じたから。
自分と向き合い、他者との繋がりを求め、弱さを受け入れていく過程が丁寧に描かれていて、
それは何も青春だけの1ページではなく、大人にになった今も同じだからだと思うのです。
どのストーリーも愛おしい。
ラスト30分の儚さ、もまた切ない。
生きていくこと。
進むこと。
力強く前を向く勇気を与えてくれる、良作だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.3です。
間宮祥太朗さん、桜井日奈子さんのフィルモグラフィーのなかで、まぎれもない重要作。
必見です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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