こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年59本目】映画「存在のない子どもたち」観ました。
解説・あらすじ:
『キャラメル』などのナディーン・ラバキー監督が、中東の社会問題に切り込んだドラマ。
主人公の少年が、さまざまな困難に向き合う姿を描く。
ラバキー監督も出演するほか、ゼイン・アル・ラフィーア、ヨルダノス・シフェラウ、ボルワティフ・トレジャー・バンコレらが出演。
第71回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したほか、第91回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。
12歳のゼインは、中東のスラムで両親とたくさんの兄弟姉妹と住んでいるが、親が彼の出生届を出さなかったため身分証明書を持っていなかった。
彼は11歳の妹と仲が良かった。しかし妹は知人の年上の男性と無理やり結婚させられてしまう。
怒ったゼインは、家を飛び出して職を探そうとするが、身分証明書がないため仕事ができなかった。
感想:
胸にずっしりと迫る、「痛い」、社会派ドラマでした。
不法移民や無戸籍問題、人身売買、強制結婚、、、。
中東の社会問題を、より弱者である子供の視点から大人の無責任、無作為を抉る、、。
特にキャスト陣の存在感が凄まじく、主人公ゼインの「怒り」には心が貫かれる思いでした、、。
これを関係のない世界のこと、と考えるのか、同じ世界の現実と考えるのか。
後者であるべきだし、それが大人の責任であると感じました。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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