こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年72本目】映画「ボーダー 二つの世界」観ました。
解説・あらすじ:
第71回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」でグランプリを受賞したミステリー。
驚異的な嗅覚を持つ孤独な女性が、生活が一変する事件に巻き込まれる。
監督のアリ・アッバシが、『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの著作を基にして、リンドクヴィストと共に脚本を手掛けた。
出演はエヴァ・メランデル、エーロ・ミロノフら。
違法なものを持つ人をかぎ分けることができる税関職員のティーナ(エヴァ・メランデル)は、ある日、勤務中に風変わりな旅行者のヴォーレと出会う。
彼を見て本能的に何かを感じたティーナは、後日自宅に招いて離れを宿泊先として貸し出す。
ティーナはヴォーレのことを徐々に好きになるが、彼はティーナの出生の秘密に関わっていた。
感想:
社会派でありファンタジーでありホラーでもあり。
そういったジャンルの境界線を交互に行き交う問題作でした。
お話はティーナの出生の謎とアイデンティティの「境界」を縦軸、
現実に起こる児童虐待といったおぞましい人間性と野獣性の「境界」を横軸に展開する?のですが、
正直、何もかもがとても奇妙で僕の中の正常と異常、そのボーダーがとても曖昧になるような、
目眩を覚えるストーリー&作画。
最後の最後まで頭を鷲掴みにされてずっと揺らされているような気味悪さ。(褒めてます)
不思議な映画体験でした。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。それにしても難解、、、。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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