こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年66本目】映画「リチャード・ジュエル」観ました。
解説・あらすじ:
アトランタオリンピックで起こった爆破テロを題材にした実録ドラマ。
容疑者とされた爆弾の第一発見者と真実を求める弁護士の闘いを描く。
メガホンを取るのは、俳優・監督としてさまざまな作品を世に送り出してきたクリント・イーストウッド。
『スリー・ビルボード』などのサム・ロックウェル、『アバウト・シュミット』などのキャシー・ベイツ、
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』などのポール・ウォルター・ハウザーに加え、
オリヴィア・ワイルド、ジョン・ハムらが出演する。
1996年、アトランタで開催されたオリンピックで爆破テロ事件が発生する。
警備員のリチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)が爆弾の入ったバッグを発見したことで、多くの人々の命が救われた。
だがFBIは、爆弾の第一発見者だということを理由に彼を容疑者として逮捕。
リチャードを担当する弁護士のワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)が捜査に異議を唱える中、
女性記者のキャシー・スクラッグス(オリヴィア・ワイルド)の記事をきっかけに容疑の報道は熱を帯びていく。
感想:
またもやクリント・イーストウッド!!!
「メディアと国家権力が手を組むと何が起こるのか」
「市民としての善良さ・正直・正義は担保されるのか」
という、まさに今世界中で問われている命題を、
スピーディーにリズムよく、しかも深く抉っていく演出はさすが!
配役も役作りも絶妙。
100%の善人も100%の悪人も出てこない、いや、いないということを
全キャストが理解し演じきっていました。
ラストシーンは、なんだかんだあっても「アメリカの良心」を表現するあたりが実に憎い。
気づけば二時間半くらいの長い映画だったのですが、全く感じませんでした。
イーストウッドももう90歳。
あとどれだけ觀れるかわかりませんが、
いまが旬、なことに間違いないと思いました。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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