こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年69本目】映画「世界にひとつのプレイブック」観ました。
解説・あらすじ:
それぞれに愛する人を失い心に傷を負った男女が再生していく姿を、涙と笑いでつづるヒューマン・ドラマ。
デヴィッド・O・ラッセル監督が、人生の再起に懸ける男女をハートフルに描く。
主演は、『ハングオーバー!』シリーズのブラッドリー・クーパーと『ウィンターズ・ボーン』のジェニファー・ローレンス。
さらにロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァーらベテランが脇を固める。
妻が浮気したことで心のバランスを保てなくなり、仕事も家庭も全て失ってしまったパット(ブラッドリー・クーパー)は、
近くに住んでいるティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出会う。
その型破りな行動と発言に戸惑うパットだったが、彼女も事故によって夫を亡くしており、その傷を癒やせないでいた。
人生の希望を取り戻すためダンスコンテストに出ることを決めたティファニーは、半ば強制的にパットをパートナーに指名する。
感想:
僕の個人的な「傷」をえぐり取る、結構痛く、そして優しく励ましてくれる物語でした。
ストーリの軸は「喪失」。
キャラ立ちまくりの二人がなかなか「行き交わない」。
もどかしく、辛く、痛々しく、微笑ましいストーリーの紡ぎ方には好感しか有りませんでした。
ブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスも躁鬱という病へのアプローチが誠実かつ絶妙。
役作りの真摯さには感服しました。
さて、ラストシーンは「希望」と読み解きます。
タイトル通り、ひとりひとり、それぞれのプレイブック。
誰もが自分の人生の主人公であり、そうあるべきだとの強いメッセージを感じました。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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