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アルシオン通信

Alcyon Blog

2020年05月 の投稿
2020年05月22日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年63本目】映画「ゼロ・ダーク・サーティ」観ました。

解説・あらすじ:
911全米同時多発テロの首謀者にしてテロ組織アルカイダの指導者、ビンラディンの殺害計画が題材のサスペンス。
CIAの女性分析官の姿を通し、全世界を驚愕させた同作戦の全貌を描き出す。
メガホンを取るのは、アカデミー賞で作品賞などを受賞した『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー。
ジェシカ・チャステインが、狂気にも似た執念でビンラディンを追跡する主人公を熱演。
リアル志向のアクションやドキュメント風の映像も観物。

ビンラディンの行方を追うものの、的確な情報を得られずにいる捜索チーム。
そこへ、人並み外れた情報収集力と分析力を誇るCIAアナリストのマヤ(ジェシカ・チャスティン)が加わることに。
しかし、巨額の予算を投入した捜査は一向に進展せず、世界各国で新たな血が次々と流されていく。
そんな中、同僚の一人が自爆テロの犠牲となって命を落としてしまう。
それを機に、マヤの中でビンラディン捕獲という職務が狂気じみた執心へと変貌。
そしてついに、彼が身を隠している場所を特定することに成功する。

感想:
もしかすると、まだ現在進行形のポリティカルサスペンス。
911からビンラディン暗殺までの過程をCIAの視点から描いた物語は、
冷徹でとても生々しかったです。
主人公の孤独さや、組織の焦燥、国家による超法規的な復讐の過程を、
ファクトの破片を積み重ねながら構成していった監督の決意は、これもまた恐怖を感じるほどでした。
しいて言えばなのですが、ラストの突入シーンが長い。
リアルさを追求した結果なのでしょうけれど、やっぱり長い。
コンパクトさに欠け僕は少し緊張感を失いました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2020年05月21日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年62本目】映画「悪い奴ほどよく眠る」観ました。

解説・あらすじ:
汚職事件に絡み自殺した男の息子による父親を死に追いやった政官財の有力者たちへの復讐劇を通して、
日本社会に根深くはびこる腐敗の構造の中でのうのうと甘い汁を吸い続ける巨悪に挑んだ社会派サスペンス・ドラマの力作。
日本未利用土地開発公団の副総裁、岩淵の娘佳子と、秘書の西幸一の披露宴が執り行なわれようとしていた。
この西という男、実は5年前、新庁舎の建設に絡む不正入札疑惑で自ら命を絶ち事件の幕引きを図った課長補佐・古谷の一人息子だった。

感想:
そういえば黒澤明監督の作品は最後の何作かしか観ていなかったのを思い出し、
どうせならガッツリ行こう!と意気込んでみました。

この作品はシェイクスピアのハムレットをオマージュしているとのこと。
なるほど、復讐、復讐、復讐!!!!
凍りつくような凄惨なシーンはないものの、
計算されつくされた台詞回し、同じく計算しきった演出でスリリングに仕上げています。
三船敏郎をはじめとしたキャスト陣の役作りも素晴らしいの一言です。

さてさて。
この作品が上映されたのは今から60年以上も前。
テーマである「悪いやつ」、今も思い当たる、色褪せない社会風刺。
結局何よりも怖いのは人間そのものなのだと痛感させられました。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です。150分超えのの長尺ですが、時間を感じないテンポの良さ!必見だと思います。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年05月20日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年61本目】映画「王様になれ」観ました。

解説・あらすじ:
ロックバンド「the pillows」結成30周年のアニバーサリーイヤープロジェクトの一つとして制作されたドラマ。
彼らの音楽の世界観と、カメラマンを目指す青年が成長していく過程を重ね合わせる。
メガホンを取るのは演出家や俳優として活動し、本作の脚本と出演もこなしたオクイシュージ。
岡山天音、舞台を中心に活動している後東ようこのほか、GLAYのTERUやJIROらミュージシャンも出演している。

叔父(オクイシュージ)が営むラーメン屋で働きながら、亡き父の影響で始めたカメラでプロになりたいと考えている神津祐介(岡山天音)。
ひそかに思いを寄せる藤沢ユカリ(後東ようこ)が着ているTシャツから「the pillows」を知り、彼らのライブで彼女と話すようになる。
祐介は、the pillows のライブを撮影するカメラマンの虻川塁(岡田義徳)に弟子入りを志願する。

感想:
まず、なんといっても圧巻のライブシーン!
制作陣、俳優陣の音楽愛が炸裂していました!

ストーリーは一言で言えば「青くさい」。そしてそれがいい!
一つ一つのシーンに若者の苦悩、大人の葛藤が溢れていました。
また、プロフェッショナルとは何ぞや?の問いかけが幾重にも。

ラストのラストはちょっとずるい!
そりゃあ泣きますよね、、。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。
難点はやっぱり俳優さんとミュージシャンでは映り方が違い、
セリフがふわふわした点があったところぐらいです。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年05月19日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年60本目】映画「ジョン・ウィック」観ました。

解説・あらすじ:
キアヌ・リーヴスがすご腕の元ヒットマンを演じたアクション。
ロシアン・マフィアに平穏な日々を壊された元暗殺者が、壮絶な復讐に乗り出していく。
メガホンを取るのは、『マトリックス』シリーズなどのスタントを務めてきたチャド・スタエルスキ。
ウィレム・デフォー、イアン・マクシェーンら、実力派が共演する。
全編を貫くダークでスタイリッシュなビジュアルに加え、
カンフーと銃撃戦を融合させた迫力のアクションも必見。

伝説的な暗殺者として裏社会にその名をとどろかせるも、殺しの仕事から手を引いたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。
暴力から遠く慣れた毎日に安らぎを覚えていた彼だったが、それをロシアン・マフィアによって奪われる。
怒りと憎しみに支配された彼は、封印していた殺しのスキルをよみがえらせ、ロシアン・マフィアへのリベンジを果たすことを決意する。

感想:
やり過ぎ感満載の復讐劇!
キアヌ・リーブスのアクションシーンは綿密で多彩、流石の一言です!
ダークな世界観、裏社会のルール的な設定も興味深かったです。
ただ、途中からアクションシーンオンリーな感もあり、
せっかくの設定やキャラ立ち、ストーリーがやや「おいてけぼり」にも感じました。
ともあれ、シリーズ化していて2.3、今年は4まであるようです。
楽しみに追跡してみたいと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年05月18日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年59本目】映画「存在のない子どもたち」観ました。

解説・あらすじ:
『キャラメル』などのナディーン・ラバキー監督が、中東の社会問題に切り込んだドラマ。
主人公の少年が、さまざまな困難に向き合う姿を描く。
ラバキー監督も出演するほか、ゼイン・アル・ラフィーア、ヨルダノス・シフェラウ、ボルワティフ・トレジャー・バンコレらが出演。
第71回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したほか、第91回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。

12歳のゼインは、中東のスラムで両親とたくさんの兄弟姉妹と住んでいるが、親が彼の出生届を出さなかったため身分証明書を持っていなかった。
彼は11歳の妹と仲が良かった。しかし妹は知人の年上の男性と無理やり結婚させられてしまう。
怒ったゼインは、家を飛び出して職を探そうとするが、身分証明書がないため仕事ができなかった。

感想:
胸にずっしりと迫る、「痛い」、社会派ドラマでした。
不法移民や無戸籍問題、人身売買、強制結婚、、、。
中東の社会問題を、より弱者である子供の視点から大人の無責任、無作為を抉る、、。
特にキャスト陣の存在感が凄まじく、主人公ゼインの「怒り」には心が貫かれる思いでした、、。
これを関係のない世界のこと、と考えるのか、同じ世界の現実と考えるのか。
後者であるべきだし、それが大人の責任であると感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2020年05月17日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年58本目】映画「殺さない彼と死なない彼女」観ました。

解説・あらすじ:
漫画家の世紀末がSNSで発表したコミックを原作にした青春ドラマ。
心優しい女子とツンデレ男子の触れ合いを映し出す。
メガホンを取るのは『逆光の頃』などの小林啓一。
間宮祥太朗、桜井日奈子が主演を務める。

高校3年生の小坂れい(間宮祥太朗)は、退屈な学校生活を送っている。
ある日彼は、教室でハチの死骸を埋葬しているクラスメートの鹿野なな(桜井日奈子)を見掛ける。
リストカットを繰り返し「死にたい」が口癖の割には、死んだハチの命を重んじる彼女に小坂は興味を示し、鹿野も小坂に心を開く。
やがて二人にとって一緒にいることが当たり前になる。

感想:
いくつかのお話が群像的に描かれた、基本的には青春ラブストーリー。

いやいや、これは!
涙腺崩壊、、。凄まじく涙が、、、。

前提として僕は男子校出身なので「共学校の風景」は知り得ず、あるある的な共感は難しいのです。
それでもなお、この作品に心寄せることができたのは、単なるラブコメではなく感じたから。
自分と向き合い、他者との繋がりを求め、弱さを受け入れていく過程が丁寧に描かれていて、
それは何も青春だけの1ページではなく、大人にになった今も同じだからだと思うのです。

どのストーリーも愛おしい。
ラスト30分の儚さ、もまた切ない。

生きていくこと。
進むこと。

力強く前を向く勇気を与えてくれる、良作だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆4.3です。
間宮祥太朗さん、桜井日奈子さんのフィルモグラフィーのなかで、まぎれもない重要作。
必見です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
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by alcyon | 映画観た
2020年05月16日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年57本目】映画「悪女」観ました。

解説・あらすじ:
『殺人の告白』のチョン・ビョンギルが監督を務め、『渇き』などのキム・オクビンをヒロインに迎えたスタイリッシュアクション。
主人公の殺し屋が亡き夫のリベンジを果たし、やがて国家の暗殺者となる姿を華麗なアクションと共に映し出す。
『高地戦』などのシン・ハギュンや『私は公務員だ』などのソンジュンらが共演。
日本刀や自動小銃などを駆使したアクションシーンを、キム・オクビンがほぼ自分で演じ切った。

スクヒ(キム・オクビン)は犯罪グループの殺し屋として成長し、やがて育ての親ジュンサン(シン・ハギュン)に好意を抱くようになり結婚する。
だが、まもなくジュンサンが対立する組織によって殺され、スクヒは復讐(ふくしゅう)を実行する。
その後彼女は国家組織に身柄を拘束され、10年後の自由と引き換えに国家専属の暗殺者となる。

またもや韓国発のクライムアクション。
なんと言ってもアクション描写の多彩さ、過剰さ、正確さは圧巻!
ストーリーも骨格がしっかり、筋肉質な仕上がり。
時系列もわかりにくさはなく、主要人物の「入退場」もタイミングよく、
伏線の回収や、「愛と憎しみ」「希望と絶望」のテーマ追求もうまくまとまっていたと思います。
女性もののアクション、いくつか観てますがこの作品はまさに出色。
快作だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です!

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
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☆4・・・・是非オススメ!
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by alcyon | 映画観た
2020年05月15日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年56本目】映画「白い暴動」観ました。

解説・あらすじ

1970年代後半のイギリスで広がった人種差別撤廃運動「ロック・アゲインスト・レイシズム(RAR)」のドキュメンタリー。
人種差別の撤廃を主張する活動を始めた若者たちがデモや音楽フェスを実現させていく様子を、
アーカイブ映像やインタビュー、アーティストのパフォーマンスを通じてひもとく。
監督を務めたのは、アジア系移民の家に生まれ、BBCのドキュメンタリーなどを手掛けてきたルビカ・シャー。

1970年代のイギリスで、市民の不安や不満が移民に向けられる中、
レッド・ソーンダズさんら数人の若者が人種差別の撤廃を主張する社会運動「ロック・アゲインスト・レイシズム(RAR)」を起こす。
自費出版の雑誌による抗議活動は、やがてザ・クラッシュといった著名なミュージシャンと結び付き、少しずつ支持を集める。
そして1978年4月、RARのデモ活動におよそ10万人が集まり、終着地では音楽フェスが開催される。

感想:
事実としてはうっすら知っていた、RARの活動ですが、実にわかりやすくまとめてあったと思います。
全体主義とか急進派の危険さは今も昔も変わらないのですが、「反体制」としてのアートや音楽の位置づけはやっぱり馴染みが薄く、
それだけに力強くも感じましたし、正直羨ましくも思いました。
映画の出来としてはもうちょっと音楽の出番を多くしてもらいたいし、クラッシュの出番ももっとほしい、
エンタメ感は思ったよりも薄く感じました。
(もっとも、ドキュメンタリーなので盛り上がりを期待するな、と言われればそれまでなのですが、、、)

【評価点・つけるとしたら】
☆3.5です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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2020年05月12日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年55本目】映画「引っ越し大名!」観ました。

解説・あらすじ:
『超高速!参勤交代』シリーズの原作、脚本を手掛けた土橋章宏の「引っ越し大名三千里」を映画化。
何度も国替え(引っ越し)をさせられた実在の大名・松平直矩のエピソードを基に、
高額な費用のかかる遠方への引っ越しを、知恵と工夫で乗り切ろうとする姫路藩士たちの奮闘を描く。
国替えを担当する奉行を星野源が演じるほか、高橋一生、高畑充希らが共演。
『のぼうの城』などの犬童一心が監督を務めた。

姫路藩主の松平直矩は、幕府から豊後・日田への国替えを命じられ、
度重なる国替えで財政が困窮している上に減封と、藩最大のピンチに頭を抱えていた。
ある日、人と交わらずにいつも本を読んでいて「かたつむり」と呼ばれている書庫番の片桐春之介(星野源)は、
書物好きなら博識だろうと、国替えを仕切る引っ越し奉行に任命される。

感想:
歴史ものはあんまり観ないのです、、。
理由は、時代背景や予備知識がないと楽しめない事が多いためです。
そこで今作なのですが、そういう僕のような「歴史初心者」にとても優しい設計。
脚本もおそらくはギリギリまでシンプルにし、娯楽映画としてのフォーマットを踏襲しながら、
それでも確かに「伝えたいこと」まで観客を運んでいいたように思います。
また、キャスティングも絶妙。
主役級から脇役、隅々実力派で固めた布陣。ひとりひとりに見せ場がしっかりある演出も良かったのではないでしょうか。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.8ぐらいです。もうちょっと「ロマンス」があっても良かったかなあ。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年05月10日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年54本目】映画「ガール」観ました。

解説・あらすじ:
第71回カンヌ国際映画祭でカメラドールなどを受賞したヒューマンドラマ。
トランスジェンダーの主人公が葛藤しながら、バレリーナを目指して奮闘する。
メガホンを取るのは、ベルギーのルーカス・ドン。
自身もバレエスクールに通うダンサーで、映画初出演となるヴィクトール・ポルスターが主演を務め、
『マリア・スクウォドフスカ=キュリー』などのアリエ・ワルトアルテらが共演した。

15歳のトランスジェンダー、ララ(ヴィクトール・ポルスター)は娘の夢を応援する父(アリエ・ワルトアルテ)に支えられ、
バレリーナを目指して難関のバレエ学校への編入を果たす。
それと同時にララが待ち望んでいたホルモン療法も始まるが、効果はなかなか現れなかった。
それでも夢のためにバレエに没頭し、そのかいもあって先生の目も少しずつララに向けられるようになる。

感想:
トランスジェンダーを題材にした映画はとてもデリケート。
鑑賞するのも気構えがいるのですが、やはり結構ハードな内容でした、、、。
バレエの才能に恵まれ、努力も惜しまないヒロイン。
クラスメイトの嫉妬心は残酷、、、。
一方、家族の惜しみない愛情や医療チームのフラットさはベルギーの成熟を痛感させられました。
人が人として生き抜いていくための努力、挫折、葛藤とかけがいのない自由。
けして理解の範囲外ではない、自分の物語だと感じる作品だったと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
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