こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年82本目】映画「空の青さを知る人よ」観ました。
【解説・あらすじ】
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』シリーズで知られるクリエイターチーム「超平和バスターズ」が再び結集したアニメ。
ミュージシャンを夢見る女子高生、亡き両親の代わりに彼女を育てる姉、売れないギタリスト、過去から時間を超えてきた男子が織り成す不思議な四角関係を描く。
声の出演には吉沢亮、吉岡里帆、若山詩音がオーディションで選出され、松平健も参加している。ミュージシャン志望で17歳の高校生・相生あおいは、両親を亡くして以来、
恋人との上京を断念し親代わりに自分を育ててきた姉のあかねに負い目を感じていた。
あるとき、あかねの元恋人で上京してから音信不通になっていた金室慎之介が、音楽祭のために町へ戻ってくる。
同じころ、13年前の過去から時間を超えてきた18歳の慎之介・しんのがあおいの前に現れる。※以上yahoo映画より引用
感想:
これは、まさしく「大人のための」青春映画でした。
まず触れておかねばならないのは監督:永井龍雪・脚本:岡田麿里・キャラクターデザイン:田中將賀の確かすぎる力量。
監督の作り出す絶妙な心象風景。
脚本の持つ言葉の刺さり方。
キャラクターのの映し出す説得力。
単独でも、どれをとっても、まさしく一級品。
チームで組めば唯一無二とはこのことだと感じます。
そしてその中でも、なんと言ってもストーリー。
ありがち、ではあるのでしょうが、、。
それでも、誰しも、何処かに置いてきてしまった理想と何故か此処にある現実に悩んだことがあるはず。
何処まで引っ張るべきだったのか。
何処で手放すべきだったのか。
あるいはまだ持っているのか。
それとももともとなかったのか。
自分だけの小さな世界が社会につながってしまった時、
青い空を見失っていたとしたら。
そんなことをずっと考えながら鑑賞していました。
劇伴やあいみょんの主題歌も絶妙。
ラストのワンカットまで突き刺さる映画だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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