こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年83本目】映画「殺人の追憶」観ました。
【解説・あらすじ】
実際に起きた未解決連続殺人事件をテーマにした衝撃サスペンス。
韓国で560万人を越える動員数を記録。
事実を基に綿密に構成された脚本と緊迫感あふれる映像で、犯人を追う刑事たちの焦燥感が身近に迫る。
東京国際映画祭アジア映画賞受賞。主役は韓国の名優、ソン・ガンホ。
田舎町の少々、愚鈍な刑事を演じるため、体重を10kg増やし役作りした。
監督・脚本は『パラサイト』のポン・ジュノ。1986年10月23日、農村で若い女性の変死体が発見される。
地元の刑事パク(ソン・ガンホ)は地道な取り調べを始めるが、
現場は大勢の見物人で荒らされ、なかなか証拠がつかめない。
やがて、第ニの事件が起きてしまう。※以上yahoo映画より引用
感想:
いまや、「世界のポン・ジュノ」、初期の傑作。
韓国3代未解決殺人事件の一つと言われる題材を忠実かつ絶妙な味付けで仕上げています。
韓国ムービー特有の血の温度を感じるシーンはほとんどなく、
むしろ当時の軍事政権の中、閉塞感漂う韓国社会と、比例するように機能しない警察組織、
「どこの世界でもあるような」正義の敗北といったものを執拗に追っていたように感じました。
もちろん、名優ソン・ガンホの広く深い演技は必見。彼にしかできない演技が確かに存在することを証明しています。
いずれ世界の大きな賞をとるのではないでしょうか。
ちなみにこの映画の基になった事件には後日談があり、時系列にするとなかなか驚愕物。
wikiも合わせて確認すると良いと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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