こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年86本目】映画「マイフレンド・フォーエバー」観ました。
【解説・あらすじ】
ある日、エリックの家の隣に新しい住人が引っ越してきた。
その家の子供デクスターはHIV感染者だという。
始めは戸惑い、敬遠していたエリックだったが、やがてデクスターと心が通い合い、友情が芽生えてきた。
そしてエリックは“彼の治療法を見つける”とデクスターを連れてあてどのない旅に出掛けるが……。
HIVに感染した少年と、その友人エリックとの友情を描いた感動作。
デクスターの母親役、アナベラ・シオラの演技が秀逸。
※以上yahoo映画より引用
感想:
こういう映画が不朽の名作というのだと思います。
男の子同志の友情を描くジュブナイルストーリーは数多くあり、
もちろんこの作品もその文法通りに進み、また難病ムービーの定番な展開になってゆくのですが、、、。
誰かの最期、とりわけ親しい者との別れを受け入れることは、たしかに大人への通過儀礼。
でも、そんなに早く行くことはないじゃないか。
でも、そんなに早く大人にならなくてもいいじゃないか。
願うような気持ちで見ていましたがストーリーは冷徹に別れを表現していました。
また、友人デクスターのおかれた環境は今尚、形を変えながら根深く残る社会性を帯びていますし、
主人公エリックの純粋さは逆に現在では失われたものに感じ、大きな喪失感を覚えました。
ふたりとも母子家庭という設定なのですが、母親としての描写、演技も素晴らしかったです。
誰も悪くない。
誰も悪くないのに、、、。
環境が生きづらさを浮き彫りにする構図はこれもまた今尚続く課題で、
だからこそデクスター・母の人間としての優しさ、思いやりの深さが際立って感じました。
そしてラストシーン。
悲しく、寂しく、そして希望のある、あのラスト。
涙腺、壊れました、、。
そりゃあ、泣くでしょ。泣けなきゃまずいでしょう。
無理やり泣かせに行くタイプの映画ではないと思いますが、
感情のど真ん中を抉る、抉る。。
心のリトマス試験紙みたいな映画だったと思います。
これは折を見て見返そうかなと思える作品でした。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.5です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
【評価点・つけるとしたら】
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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