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アルシオン通信

Alcyon Blog

2020年06月 の投稿
2020年06月05日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年77本目】映画「ロマンスドール」観ました。

解説・あらすじ:
高橋一生と蒼井優が共演したラブストーリー。
それぞれ秘密を抱える夫婦が、本当の幸せを見つけようとする。
『ふがいない僕は空を見た』のタナダユキ監督が、自身の著書を映画化。
きたろう、渡辺えりらが脇を固める。

美人で優しい園子(蒼井優)に一目ぼれして結婚した哲雄(高橋一生)は、ラブドール職人として働いていることを彼女に隠していた。
哲雄は仕事にのめり込み、園子とはセックスレスになる。
ある日、園子がこれまで明かすことのなかった秘密を哲雄に打ち明ける。

感想:
まさしく、演技合戦。
主演の二人、高橋一生と蒼井優はまるで「当て書き」されていたのような、絶妙な呼吸感。
お話の展開もまた絶妙。
互いの隠し事に葛藤しながら、夫婦として、大人として成長していく様子にじんわり。。
また、重くなりそうで且つ在り来りになりかねないエピソードをサラリと仕上げ、
目新しく感じさせたのもうまい演出だったと思います。
最後の最後、高橋一生の一言。
これが実に良い。
新しい純愛映画としておすすめだと感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です。強いて言うなら、ここまでやるなら思いきれ!!と思わなくもなかったです。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

もちろん「オススメ☆」です♪
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伊東のホテル|伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオン
by alcyon | 映画観た
2020年06月04日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年76本目】映画「セトウツミ」観ました。

解説・あらすじ:
関西の男子高校生2人が放課後に何となく会話するだけという異色さで話題の、此元和津也による人気漫画を実写映画化。
タイトルは瀬戸と内海という主人公2人の名前を組み合わせたもので、彼らのユーモアを織り交ぜた掛け合いが展開していく。
クールな内海役には池松壮亮、天然キャラの瀬戸役に菅田将暉。監督は『まほろ駅前多田便利軒』などの大森立嗣が務める。

性格は正反対だがどこかウマの合う高校2年生の内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)は、放課後にいつも河原で話をしながら暇つぶしをしている。
くだらない言葉遊びや、思いを寄せる女子へのメールの内容、時にはシリアスなことも語り合う。
そんな二人を見守る同級生の樫村一期(中条あやみ)に瀬戸は憧れているが、樫村は内海に好意を抱いているw。

感想:
原作のコミックは未読です。
ストーリーは二人の会話劇で、ハラハラなし、とりとめなし。(褒めてます)
二人の日常はあくまでもゆるく、平凡。(褒めてます)
この放課後だけを切り取ったお話がきっちり青春映画として成立しているのは監督の確かな手腕だったと思います。
もちろん、そこには菅田将暉、池松壮亮という、
時代を代表する演技力抜群の若手俳優二人をキャスティングできたことで勝算が得れたことも刮目だと感じます。
大技なし、小技だらけ。
こんな映画あってよいし、面白いのではないでしょうか。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。しいていえばもうワンエピソードぐらいあっても良かったです。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年06月03日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年75本目】映画「パンとバスと2度目の初恋」観ました。

解説・あらすじ:
元乃木坂46の深川麻衣が主演を務めたラブストーリー。
結婚に踏ん切りがつかない“恋愛こじらせ女子”と、彼女の初恋相手の恋愛模様が描かれる。
深川扮するヒロインの相手を山下健二郎が演じるほか、伊藤沙莉、志田彩良らが共演。
『退屈な日々にさようならを』などの今泉力哉がメガホンを取る。

パン屋で働いている市井ふみ(深川麻衣)は、
「私をずっと好きでいてもらえる自信もないし、ずっと好きでいられる自信もない」という考えを持っており、
プロポーズを断ってしまう。
その後ふみは、中学時代の初恋相手だった湯浅たもつ(山下健二郎)と偶然再会する。
恋人と別れたふみと、離婚した元妻のことを引きずっているたもつ。
二人は徐々に打ち解けてゆく。

感想:
結婚を軸に揺れ動く、三者三様の恋愛を描いた群像劇でした。
パン屋さんのシーンから始まるこの映画、
甘いパンもほろ苦い酵母から作られるように、どの愛の形も切なく、痛い。

「異性の友達は、どちらかが片思いでないと続かない。」
「好きな人は付き合ってもいないのに嫌いにはならない。」

・・・・。
説得力あり過ぎのセリフでした。

俳優陣は特に伊藤沙莉さんが難役で光ります。
すでに多くの映画で名バイプレーヤーぶりを発揮している彼女ですが、
「画面に写っているだけでシーンの質が上がる」女優さんは貴重。
いずれ大きな賞にも絡んでくるのではないかと感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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by alcyon | 映画観た
2020年06月02日

こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
kazu_R

【観た/2020年74本目】映画「ジョン・ウィック チャプター2」観ました。

解説・あらすじ:
キアヌ・リーヴス扮する元殺し屋の壮絶な復讐劇を描き、銃撃戦とカンフーをミックスしたアクションが話題を呼んだ『ジョン・ウィック』の続編。
殺し屋稼業から身を引いて静かに生活していた主人公が、再びし烈な戦いに巻き込まれる。
メガホンを取るのは、前作に続きチャド・スタエルスキ。
イアン・マクシェーン、ジョン・レグイザモら前作キャストに加え、
『マトリックス』シリーズでもキアヌと共演したローレンス・フィッシュバーン、ラッパーのコモンらが新たに参加する。

前回のリベンジからわずか5日後。
伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)はイタリアンマフィアのサンティーノ(リッカルド・スカマルチョ)から新たな殺人を依頼される。
殺し屋稼業から足を洗い静かな生活を望むジョンは断るが、サンティーノによって思い出深い家をバズーカ砲で木っ端みじんにされてしまう。
さらにサンティーノに7億円の懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋のターゲットとなってしまう。

感想:
またもや「復讐」!
「やり過ぎ」感てんこ盛りの正統アクション映画でした。
まずはジョン・ウィック=キアヌの超人的強さ。
これはもう主人公だからしょうがない!!
お話の流れも前作を引き継いで入るものの、
ギミック的なものの説明が整理されていてわかり易さが増していたように感じました。
映像も相変わらずダーク、設定の地理的な広がりもスケール感を出していたように思います。
ただ、肝心のアクションシーンは前作で出尽くしたのか、見慣れてきちゃったのか?
目新しくは感じませんでした。
3も4もあるみたいなんですが、ネタは尽きないのでしょうか?
注目したいと思います。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.7です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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【観た/2020年73本目】映画「羅生門」観ました。

解説・あらすじ:
芥川龍之介の小説「藪の中」「羅生門」を黒澤明監督が映画化した時代劇。
ある侍の死に立ち会った、男女4人それぞれの視点から見た事件の内幕を生々しく再現する。
本作の成功で黒澤監督とともに海外で高い評価を受けた三船敏郎や、『七人の侍』などの名優志村喬、大映の看板女優だった京マチ子ら豪華キャストが共演。
1951年のヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞した。
モノクロームの斬新で美しい映像や、俳優たちの鬼気迫る熱演に魅了される。

平安時代、羅生門の下で雨宿りをする下男(上田吉二郎)相手に、旅法師(千秋実)と杣売り(志村喬)が奇妙な話を語り始める。
京の都で悪名高き盗賊多襄丸(三船敏郎)が山中で侍夫婦の妻(京マチ子)を襲い、夫(森雅之)を殺害したという。
だが、検非違使による調査が始まると、盗賊と妻の証言はまったく異なっていた。

感想:
芥川龍之介の「羅生門」もちろん既読、「藪の中」はどうだったかなあ?
古い(1950年代)白黒の映画なのですが、そこはやはりセカイの黒澤。
クッキリハッキリした映像は今観てもかなりのクオリティ。
役者陣も超熱演。
三船敏郎を始め、役者が本気で役作りをして、役に憑依し、作品の中で「生きる」様は圧巻です。
肝心のお話は今でゆう法廷劇のプロットの元祖的作品で、取り調べと現場の場面が交互に展開するのですが、、、。
殺人事件そのもの、殺害方法や動機に焦点が当たるのではなく、
もっと突っ込んだ関係者全員のプライド、さらにはエゴを晒すことに重点が置かれていて、
異様な生々しさがありました。

強いて言うなら(僭越ながら)ですが、
時系列がわかりにくいことと、
羅生門のモチーフの深堀りがもっとほしい、
とは感じました。

【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です。

ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です

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伊豆の四季やイベント、グルメ情報などを中心に、時々は好きな映画や本などのこともUPしていきます。
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