こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年88本目】映画「ひとよ」観ました。
【解説・あらすじ】
劇作家・桑原裕子が主宰する劇団KAKUTAの代表作を実写映画化。
ある事件で運命を狂わされた家族が再会し、絆を取り戻そうとする。
『孤狼の血』などの白石和彌がメガホンを取り、『凶悪』などで白石監督と組んできた高橋泉が脚本を担当。
3兄妹に佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、彼らの母親に田中裕子がふんする。ある雨の夜、稲村家の母・こはる(田中裕子)は3人の子供たちを守るため夫を殺害し、子供たちとの15年後の再会を誓って家を後にした。
事件以来、残された次男・雄二(佐藤健)、長男・大樹(鈴木亮平)、長女・園子(松岡茉優)は、心に傷を抱えたまま成長する。
やがてこはるが帰ってくる。※以上yahoo映画より引用
感想:
父親の暴力によって壊れてしまった家族の、再生の物語。
まず、なんと言ってもキャスト陣の豪華さと確かな演技力!
3兄妹+母もさることながら脇を固めるタクシー会社の面々も強力で、
豊かな演技でセリフの一言一言を丁寧に紡いでいます。
お話自体はよくある家族再生物のカテゴリーに収まるのですが、
いくつかのサブストーリーを走らせることによって本編に重みをもたせる、
とりわけ佐々木蔵之介のストーリーの絡ませ方、回収の仕方は素晴らしかったと思います。
しいて言えばなんですが、ラストシーンに向けてのカーチェイスシーンはもう少し整理してもよく、
最期のタクシーに乗るシーンあたりは誰が運転しているのかで印象が変わったように思いました。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です。松岡茉優のターニングポイント的な作品であったとも思います。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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