こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年91本目】映画「幸福路のチー」観ました。
【解説・あらすじ】
東京アニメアワードフェスティバル2018のコンペティション部門(長編アニメーション)でグランプリに輝いた台湾発のアニメ。
台北郊外にある「幸福路」に戻ってきた主人公が自分を見つめ直す。
新聞記者や写真家などの経歴を持つソン・シンインが監督を務める。
『GF*BF』などのグイ・ルンメイが主人公の声を担当したほか、『52Hzのラヴソング』などのウェイ・ダーション監督がキャストに名を連ねた。台湾の田舎町で生まれ育ったチーは、一生懸命勉強してアメリカへ行き、成功を手にする。
ある日、祖母の訃報を受けた彼女は、長い間戻らずにいた故郷の幸福路に戻ってくる。
チーは幼いころの思い出が詰まった場所で、年老いていく親を前に人生や家族への思いを巡らせる。※以上yahoo映画より引用
感想:
激動の台湾史、その実情を背景に、一つの家族の有り様や、一人の女性の自立を描いた作品、、、。
といってしまえばそこまでなんですが。。。
迷い、苦しみ、叶わなかった夢に落胆する。
そんなときでも今が幸せならいいじゃないかと優しく迎え入れてくれる家族や友人の存在のかけがえのなさ。
懐かしい思い出はけして甘いだけでなく、結構ほろ苦く、厳しく表現されていますが、
変わりゆく町並みを見つめるチーの眼差しには確かな生命力を感じました。
僕としては親の目線でついつい観てしまい、やっぱり涙腺が。
子供の幸せを何よりも願う気持ちの尊さにも心打たれました。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.2です。
台湾における外省人と内省人、現地住民の関係性、蒋介石の評価、
政府による人民弾圧(白色テロ)、などは知っておかないとお話の本筋がわからないかもです。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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