こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2020年93本目】映画「テルアビブ・オン・ファイア」観ました。
【解説・あらすじ】
『歌声にのった少年』で脚本を担当したサメー・ゾアビーが監督を務め、緊張が続くイスラエルとパレスチナの問題をテーマにしたコメディードラマ。
ドラマの内容をめぐるイスラエルとパレスチナの人々のやり取りを、ユーモアたっぷりに描く。
『パラダイス・ナウ』で共演したカイス・ナシェフとルブナ・アザバルが出演している。パレスチナ人のサラムは、出演者の言語指導を担当している人気メロドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」の制作現場に向かう際、イスラエルの検問所を通っていた。
ある日彼は、イスラエル軍司令官のアッシに呼び止められる。
そこでサラムはドラマの脚本家だと口から出まかせを言ってしまう。
それを信じたアッシは、ドラマの大ファンである妻に自慢しようと、サラムが検問所を通るたびに脚本のアイデアを出す。※以上yahoo映画より引用
感想:
中東の政治的混沌という設定に、正統派コメディいらしい板挟み展開、会話劇として骨格のしっかりした脚本。
世界情勢に詳しくなくとも小気味よい演出のおかげでお話の展開についていけるエンターテイメント性が素晴らしかったです。
内容を掘り下げると軽快なテンポの反面、取り扱うテーマはやっぱりセンシティブだし、笑いもブラックより。
相互理解だったり譲り合う精神だったり、がテーマの骨のように感じました。
これは世界中のあらゆる対立問題を考える上でのキーデバイス。
我が身、お隣近所に置き換えて観る、そんな映画だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.9です。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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