こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年2本目】映画「ウェイブス」観ました。
【解説・あらすじ】
『イット・カムズ・アット・ナイト』などのトレイ・エドワード・シュルツが監督と脚本を担当した青春ドラマ。
ある兄妹の物語をベースに、傷ついた若者たちの物語が描かれる。
ケルヴィン・ハリソン・Jr、テイラー・ラッセル、ルーカス・ヘッジズらが出演。
フランク・オーシャンやケンドリック・ラマーをはじめ、エイミー・ワインハウス、レディオヘッド、カニエ・ウェストらの楽曲が使用されている。フロリダで高校生活を送るレスリング部のタイラーはスター選手で、成績も良く、美人の恋人もいた。
厳格な父親と多少の距離はあるが、満ち足りた毎日を過ごしていたある日、タイラーは肩を負傷してしまう。
医師は大事な試合に出場することを許さず、さらに恋人の妊娠が発覚して順調だった人生が狂い始める。
【感想】
序盤のポップな演出が実に憎らしい、ビターな作品でした。
お話は二部構成。
幸福と絶望、罪と救済の物語は結構ハードでした。
兄タイラーの期待と不安の入り交じる心の混沌や、妹エミリーの救いのない環境はえぐられるものがありました。
一方、親子関係の描写は少し薄味。
例えばエミリーのボーイフレンド、ルークの父とのシークエンスはややありきたり且つ尺足らずだったように思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆3.8です。アメリカを舞台にした青春の蹉跌は思ったよりダークでした。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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