こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年8本目】映画「のぼる小寺さん」観ました。
【解説・あらすじ】
ボルダリングに夢中な女子高生と周囲の若者たちを描いたコミックを、『武士道シックスティーン』などの古厩智之監督が映画化。
頑張れない若者たちが、クライミング部所属の女子高生と出会って変化していく。
女子高生を元モーニング娘。の工藤遥が演じ、『惡の華』などの伊藤健太郎をはじめ、鈴木仁、吉川愛、小野花梨らが共演。
脚本を『けいおん』シリーズや『映画 「聲の形」』などの吉田玲子が担当する。クライミング部の小寺さん(工藤遥)は、壁を見るだけでウズウズしてしまうほどボルダリングが大好きだった。
クライミング部の隣で練習する卓球部の近藤(伊藤健太郎)は、小寺さんと話すとうれしくなり、次第に惹かれていく。
しかし、小寺さんに思いを寄せているのは近藤だけではなかった。
【感想】
原作のコミックは未読です。
伊藤健太郎さんが出演とのことで観ることにしました。(彼は俳優としては演技力が「抜けてる」と思います。)
あまり予備情報無しでしたので、のち気づいたらこれも「吉田脚本」!
小さな小さな心の変化、ゆらぎをしっかりとしたリアリティの枠の中で淡々と進めていくストーリー構成の上手さは素晴らしいの一言!
キャスティング、演出では、ひとりひとりの苦悩、葛藤にもちゃんと光があたっていて、それでいてビターなところはしっかり苦い演出も良かったです。
クライミングという題材も絶妙です。
たしかに「目標」へは一直線には登れず、闇雲でもだめで、ルートを辿る思考と、最後まで粘る根気がなければ情熱だけでは達せられない。
これは紛れもない青春映画なのですが、単純に若者頑張れ!とか恋ってイイね!とかではない、
観る人によって感じ方の変わる多様な作品だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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