こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年20本目】映画「花束みたいな恋をした」観ました。
【解説・あらすじ】
有村架純と菅田将暉を主演に迎えた恋愛物語。
東京・井の頭線の明大前駅で終電を逃してたまたま出会った男女と、全ての事柄が絡み合いながらリンクしていく様子を描写する。
有村が主演を務めた『映画 ビリギャル』などの土井裕泰が監督を務め、ドラマ「東京ラブストーリー」「カルテット」などの脚本家・坂元裕二が脚本を書き下ろした。ある晩、終電に乗り遅れた大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)は、東京・京王線の明大前駅で偶然出会う。
お互いに映画や音楽の趣味がよく似ていたこともあり、瞬く間に恋に落ちた二人は大学卒業後、フリーターとして働きながら同居を始める。
ずっと一緒にいたいと願う麦と絹は、今の生活を維持することを目標に、就職活動を続ける。
【感想】
率直に言って、傑作!
ストーリーはきっちり、恋愛映画の文法通りなので結末が読めない訳ではないのですが、、。
セリフとセリフの繋がりだったり、伏線の張り方だったりはさすがの坂本脚本。
わざと回収しない伏線まで、余韻をもたせてくれる作風には正直に心動かされるものが有りました。
もちろん俳優陣も素晴らしい。
あくまでも日常を意識した、過剰さを抑えた感情表現を多用し、観客を取り込んで行くことで、
菅田将暉さん=麦=僕、有村架純さん=絹=いつかのあなた、という構図をこれほどきっちり描き出すのは相当な手練。
二人のフィルモグラフィー的にも意味のある作品になったのではないでしょうか。
個人的には最後の最後、ファミレスのシーン。
あれだけでご飯3杯、いや5杯はいける!!!!
いつか振り返って答え合わせをしたくなる、恋の美しさを噛み締めたくなる映画だったと思います。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
↓お読みいただきありがとうございました。宜しければぜひぜひコメント・クリックをお願い致します↓