こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年26本目】映画「あの頃。」観ました。
【解説・あらすじ】
劔樹人の自伝的青春コミックエッセイ「あの頃。男子かしまし物語」を原作にしたドラマ。
さえない日々を送る青年が、アイドルにハマり、オタクたちと出会い、青春を謳歌する。
監督は『愛がなんだ』などの今泉力哉。
松坂桃李、仲野太賀、山中崇のほか、若葉竜也、芹澤興人、コカドケンタロウ、大下ヒロト、木口健太らが出演する。大学院受験に落ち、恋人もおらず、金もない劔(松坂桃李)。
どん底の生活を送る中、松浦亜弥の「桃色片想い」のミュージックビデオを目にしたのがきっかけで、
ハロー!プロジェクトのアイドルたちの熱狂的なファンになりオタ活に没頭する。
藤本美貴推しで、プライドが高くてひねくれたコズミン(仲野太賀)をはじめとするオタク仲間と「恋愛研究会。」を結成し、
トークイベントやライブの開催、学園祭でのアイドルの啓蒙活動に励んでいくが、、、。
【感想】
とても不完全な映画だったと思います。(超褒めてます!)
ストーリーはド緒級の青春映画。
ハロプロの歴史を辿りながらそれぞれの自立と成長を見つめる物語です。
キャスティングは超絶妙!
どの配役をとっても替わりは見つからないと思える充実感。
いまや世代最高の演技力、仲野太賀さん。
これもまた世代最強の個性派俳優、若葉竜也さん。
コカドケンタロウの発掘など、監督をはじめとした目利きの素晴らしさに拍手です!
ストーリー的には
僕は正直ハロプロの洗礼を受けていないので、そのあたりの時系列や熱量は理解の外側でした。
ただ、それでもこの映画はきっちり「あの頃。」に僕を連れ戻してくれましたし、
そして何より今生きていることの喜びを感じさせてくれました。
たぶん、このような青春映画は数多に有り、その方程式に乗った作品であることに異論はないのです。
ですが、代入する値によってその解が変わるのもおそらく間違いはない。
いろんな結末、例えばほろ苦で終わるとかも考えられる中、あのラストシーンを選んだのには大きな意味がある。
できればあの頃の仲間と一緒に観たい映画でした!
【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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