こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年27本目】映画「ヤクザと家族」観ました。
【解説・あらすじ】
『新聞記者』などの藤井道人監督がメガホンを取り、一人のヤクザの生きざまを三つの時代に分けて描くヒューマンドラマ。
ヤクザになった男が大切な仲間や恋人と出会うも、暴力団対策法が施行されたことにより波乱が起きる。
主人公のヤクザを綾野剛、主人公と父子の契りを結ぶ組長を舘ひろしが演じるほか、
尾野真千子、北村有起哉、市原隼人、磯村勇斗などが共演する。1999年、覚醒剤が原因で父親を亡くした山本賢治(綾野剛)は、柴咲組組長の柴咲博(舘ひろし)の危機を救ったことからヤクザの世界に足を踏み入れる。
2005年、ヤクザとして名を上げていく賢治は、自分と似た境遇で育った女性と出会い、家族を守るための決断をする。
それから時は流れ、2019年、14年間の刑務所暮らしを終えた賢治だったが、柴咲組は暴力団対策法の影響で激変していた。
【感想】
由緒正しき「ヤクザ映画」を新しき名匠、藤井道人監督が撮るとこうなる!
ストーリーは旧譜をしっかり受け継ぎながらもスタイリッシュにアップデート。
ヤクザの家族観と実際の家族の相似性をしっかりと組み合わせた力感あふれ、それでいて繊細な演出だったと思います。
キャスティングもまさしく現代性を感じさせてくれる絶妙さ。
綾野剛はもちろん、北村有起哉の兄貴感、舘ひろしのいい感じに枯れたお父さんの佇まい。
そして何より尾野真千子!
彼女の豊かで幅広い演技は本当に圧巻。日本映画の確かな宝石がまた一層の輝きを魅せています!
強いて言うなら後半の下り坂がきつすぎる気がしますが、ある意味リアル、、。
生きていくことの厳しさを強く感じる素晴らしい映画でした!
【評価点・つけるとしたら】
☆4.1です!
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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