こんにちは、伊豆高原の小さなオーベルジュ アルシオンのかずです。
【観た/2021年35本目】映画「あのこは貴族」観ました。
【解説・あらすじ】
山内マリコの小説を原作にしたドラマ。結婚こそ幸福と考えて相手探しに奔走する女性と大学を中退して怠惰に生きる女性の人生が交錯する。
メガホンを取るのは『グッド・ストライプス』などの岨手由貴子。
門脇麦、水原希子が出演する。都会に生まれ、結婚こそが幸せという価値観を抱く20代後半の榛原華子(門脇麦)は、結婚を意識していた恋人に振られてしまう。
名門女子校時代の同級生たちの結婚や出産を知って焦る彼女は相手探しに奔走し、良家出身で容姿端麗な弁護士・青木との結婚が決まる。
一方の時岡美紀(水原希子)は富山から上京して慶應大学に進むものの中退、働いていてもやりがいを感じられず、恋人もおらず、東京で暮らす理由を見いだせずにいた。
全く異なる生き方をしていた2人の人生が、思わぬ形で交わっていく。
【感想】
まさしく映画の教科書に載りそうな、しっかりとした構図の作品でした!
まず、設定の東京の描き方の着眼が素晴らしい。
新旧、東京タワーとスカイツリー、見え方、観せ方まできっちり計算されつくされています。
更には配役。
あえてあの役に門脇麦、この役に水原希子。
逆でも成立する、むしろ凡百なディレクションなら入れ替えていてもおかしくないところ、
門脇麦の多様さ、水原希子の自然さに賭けたのはまさに慧眼。
さらにさらには高良健吾の存在感はまさしく彼のベストアクトなのではと感じずに入られませんでした。
演出やテーマにもしっかりとしたカタルシスが有り、これも心地よかったです。
なれた環境、行き詰まった境遇、固まってしまった価値観。
いずれからもしっかりとした足取りで開放、解放されていくストーリー、
「幸せ】を再定義している非常に語りがいのある作品でした。
【評価点・つけるとしたら】
☆4.0です!強いて言うなら、単語、セリフとしての「トウキョウ」がやや多い、、。
ちなみに
☆1 ・・・金返せ
☆2 ・・・DVDで十分
☆3 ・・・劇場で観る価値有り
☆4・・・・是非オススメ!
☆5・・・・生涯の名作!です
もちろん「オススメ☆」です♪
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